京子アルシャー:ライタープロフィール

「京子アルシャー」の最新記事とプロフィール。

ライター一覧

乳飲み子の能力

乳飲み子の能力
ライター名
京子アルシャー

このところ、生まれて数週間も経たない子犬に接する機会を久しぶりに得て、改めて感心していることがある。まずは彼らの持つ嗅覚についてである。 まだまだ足元がおぼつかず、ずんぐりむっくりの子犬たち。四肢は...続きを読む »

それぞれの距離

それぞれの距離
ライター名
京子アルシャー

久しぶりに犬友達と森へ散歩に出かけた。うちの犬が具合が悪くなって以来これまでの数ヶ月間、私は多くの犬友達とのぶらぶら森散歩はとんとご無沙汰していた。犬を失ってからというもの出不精になりつつあった私を...続きを読む »

記事一覧を見る

ライタープロフィール

京子アルシャー

ドイツ連邦共和国獣医師。保健学士。ドッグジャーナリスト。犬先進国ドイツから貴重な情報を発信する。
ブログ: Bodai Blog

はじめに

子供の頃から生き物が好きでいろんな動物を飼ってきた。
しかし今にしてみると子供なりに残酷な飼い方もしたなと反省をする。

大人になって社会を経験し、そして人生を思い直して忘れかけていた過去の夢「獣医師」になるために 渡ったドイツで、初めて犬と人間の自然な関係を目の当たりにしたとき何か心に響くものを感じた。

ドイツで言う動物保護とは「動物が本来の性質を発揮できる環境を与えてやること」、これを聞いたときにこれまで胸の中にあったモヤモヤが一気に晴れる思いがした。

自然に包まれた犬の姿は街の中では見られないほど生き生きとし、ペットではなくまさに「犬」という動物の存在を見せ付けてくれる。他の動物には見られないほどの犬種の多様性は人間との歴史が作り上げ た1つの芸術といってもいいだろう。

その姿はけっして狭い空間に閉じ込めたり、鎖に繋いで置いておくための存在でないことを感覚的に知らしめてくれるのである。

犬と付き合えば付き合うほどその魅力に陥り、しかし犬は犬であることを痛感させられる。けっして擬人化せず犬の性質を尊重して向き合えば、これほど忠実な友はいないと思う。

だから犬をテーマにしたこのサイトを通して日本人に今ひとつ理解されづらい「犬とは何か」を伝えたいと同時に、犬と暮らしている人たちには「うちの子」の中の「犬」を感じ取って欲しい。

本当は犬好きな人たちにだけでなく犬が好きでない人たち、そして犬なんてどうでもいい人たちにも読んでもらいたい。