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    <updated>2012-05-18T04:02:45Z</updated>
    
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    <title>今日からの熱中症対策</title>
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    <published>2012-05-18T02:10:00Z</published>
    <updated>2012-05-18T04:02:45Z</updated>

    <summary> 今年も早いもので、4月28日には沖縄地方、翌日の29日には奄美地方が梅雨入りし...</summary>
    <author>
        <name>清水克久</name>
        
    </author>
    
        <category term="食・健康" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="熱中症" label="熱中症" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="緑のカーテン" label="緑のカーテン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="20120518_01.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/20120518_01.jpg" width="500" height="334" />

<p>今年も早いもので、4月28日には沖縄地方、翌日の29日には奄美地方が梅雨入りし、気象庁の予想では、あと1ヶ月もすれば東北地方まで梅雨入りすることになっております。また最近では暖かい日も続き、昨年に続き猛暑を予感する要素が多くなってきています。そして何より、今年の夏もある程度の電力供給制限の可能性が大いに有り、クーラーなどの空調の使用も制限されることとなりそうです。これらの状況を踏まえると、体感温度はとても高くなり、<strong>必然的に熱中症に罹る確率もアップ</strong>します。</p>]]>
        <![CDATA[

<p>熱中症とは、脱水症状などで温度の調整が上手く行かず、<strong>体温が40度以上</strong>になってしまうために起こる疾患で、特に暑い場所に長時間いることで発生します。また、ただ単に気温がある程度低いからといって安心することはできず、湿度が高いことによっての<strong>体感温度の上昇でも起こりうる</strong>のです。</p>

<p>ご存じの通り、我々のパートナーである犬たちは毛皮にくるまれているので、<strong>比較的暑さには弱く</strong>、汗腺を足の裏にしか持たないため、<strong>多少の体感温度の上昇変化でも生死に関わるので、最大の注意を払わなければいけません。</strong><a href="http://tenki.jp/" target="_blank">日本気象協会</a>やマスメディアでも熱中症注意報などを発表しているので、これを1つの情報元として利用するのも良いと思いますが、やはり熱中症になってからでは遅いので、対策はしておくべきだと思います。</p>


<p>熱中症の詳しい説明と対策に関しては、過去の記事<a href="http://www.dogactually.net/blog/2011/05/---.html">「暑い夏を乗り切る」</a>をご参照下さい。</p>

<p>その中の予防法の1つで、日頃からの運動や暑さに対しての慣れというものがあり、これは今から始めるととても有効です。人間に関しては、<a href="http://www.med.shimane-u.ac.jp/assoc-jpnbiomet/index.html" target="_blank">日本生気象学会熱中症予防研究委員会</a>が<a href="http://www.med.shimane-u.ac.jp/assoc-jpnbiomet/index.html" target="_blank">「日常生活における熱中症予防指針ver.2」</a>というものを発表し、<strong>やや暑い環境で少しきつめの運動を1日30分。これを1～4週間続け、更に糖質とタンパク質を豊富に含んだ食品をコップ1～2杯取り入れる</strong>とより効果的だと報告しています。また、<strong>「緑のカーテン」</strong>やよしず、ブラインドを使った物理的な遮へいも、実際の気温を下げ、電力には関係ないのでとても有効的だと述べられています。</p>

<p>犬に関してはここまでしっかりとした報告書は出されておりませんが、根本的な生理機能が人間とほとんど同じことを考慮するとかなりの確率で有益であり、有用性の高い情報だと考えられます。ということは、今の季節から、例えば1日2回だった朝夕のお散歩に加え、<strong>午後2時ぐらいのやや暑い時間に、30分間の「熱中症予防お散歩」</strong>を取り入れると有効だと考えられます！そして、帰宅したときには糖質とタンパク質を豊富に含んだ牛乳などを与えると、更に効果的に熱中症に強い身体がつくれることになります。そして、<strong>ヘチマなどのツルで成長する植物を今から植えておけば、暑い夏には自然の「緑のカーテン」に成長</strong>します。</p>

<p>毎年、多くの動物も命を落とす熱中症。今からの準備をしっかりすることで、その確率は大きく下降します。大切なパートナーが<strong>「笑顔」で暑い夏を乗り切れるよう</strong>、万全の準備をしておきたいものですね！ </p>
]]>
    </content>
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    <title>絵と写真で見る訓練（6）フセ</title>
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    <id>tag:www.dogactually.net,2012:/blog//2.7382</id>

    <published>2012-05-17T00:00:00Z</published>
    <updated>2012-05-18T03:25:30Z</updated>

    <summary> 家庭犬訓練で教えておきたい次の訓練はフセです。なぜなら社会性動物である犬にとっ...</summary>
    <author>
        <name>史嶋桂</name>
        
    </author>
    
        <category term="しつけ・トレーニング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="しつけ" label="しつけ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="トレーニング" label="トレーニング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="450_k7d7497.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/450_k7d7497.jpg" width="450" height="300" /></p>
<p>家庭犬訓練で教えておきたい次の訓練はフセです。なぜなら社会性動物である犬にとって、フセの姿勢は単に休息をとるときのリラックスした姿勢というだけでなく、重要な社会的な振る舞いの一つだからです。犬が自分からフセの姿勢をとる場合、それはリラックスした時の姿勢であり、自らを落ち着かせるためにとる姿勢でもあります。フセのもう一つの重要な意味は対面している相手に対して強い服従を示すことです。</p>
<p>写真のマイロのように、犬にフセを命じた場合、僕は彼女に「<strong>落ち着きなさい</strong>」そして「<strong>服従しなさい</strong>」と命令した事になります。つまり<strong>フセの訓練によって</strong><strong>、犬をリラックスさせたり、服従させたりもできるのです。</strong></p>]]>
        <![CDATA[<p><strong>室内でのフセの教え方</strong></p>
<p>服従性の低い犬種、落ち着きのない犬、恐がりの犬の場合、初期のフセの訓練は犬が落ち着ける場所、例えばいつも犬が過ごす室内などで行います。飼い主も膝をついて座るなど、低い姿勢になり、餌の報奨を使って訓練を始めると、犬も従いやすいと思います。</p>
<p>ただし、大型犬の場合は、常に犬より高い視点を保つようにします。</p>
<p>もう一つ、この訓練を始める時は、散歩から帰って来て、運動が十分足りている、すこし疲れているくらいのタイミングで訓練を始めるとうまくいきやすいです。</p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; WIDTH: 462px; DISPLAY: block; HEIGHT: 338px" class="mt-image-center" alt="00fuse01.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/00fuse01.jpg" width="500" height="361" /></p>
<p>１．始めに、犬が好きな餌を見せてから右手の中に握り、人差し指を立てる視符を見せて、対面でスワレを命じます。報奨に与える餌は犬が喜んで食べるものなら、ごく小さいもので構いません。</p>
<p>２．餌は手の中に見えない様に握ります。この状態は、犬から見て、上位の犬（母犬）が餌を口の中にくわえている様に感じられます。なぜなら犬から見た人間の手は第二の犬のマズルの様に見えるからです。</p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; WIDTH: 464px; DISPLAY: block; HEIGHT: 337px" class="mt-image-center" alt="00fuse02.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/00fuse02.jpg" width="500" height="361" /></p>
<p>３．フセと命じながら、座っている犬の鼻面をかすめるように、ゆっくり視符の人差し指を下ろしていきます。犬は母犬がくわえている餌を追うのと似た感覚で右手を鼻ずらで追います。</p>
<p>４．さらに指先を下げます。犬はご褒美を持った手を追うように、ゆっくりと鼻面を下げていきます。</p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; WIDTH: 466px; DISPLAY: block; HEIGHT: 339px" class="mt-image-center" alt="00fuse03.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/00fuse03.jpg" width="500" height="361" /></p>
<p>５．さらに犬の姿勢を下げるように、ゆっくりと指先を床に届くまで下げます。</p>
<p>６．犬は指先の動きを追い続け、最後はフセの姿勢をとります。</p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; WIDTH: 352px; DISPLAY: block; HEIGHT: 313px" class="mt-image-center" alt="00fuse04homekata.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/00fuse04homekata.jpg" width="500" height="500" /></p>
<p>７．犬が完全にフセの姿勢になったら、ヨシヨシ・フセと犬が伏せた事を笑顔で褒め、犬が立ち上がらない様に、左手で背中を軽く抑えたまま、手の中のご褒美を与えます。</p>
<p>８．この訓練を繰り返すことで、犬はフセの声符と、人差し指で下を指さす視符によって、フセの姿勢を取れば、飼い主から笑顔で褒めてもらえ、ご褒美がもらえる、つまり、フセの命令に従えば複数の良い事が起こると学習します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>屋外でのフセの教え方</strong></p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="img_6784450.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/img_6784450.jpg" width="450" height="238" /></p>
<p>室内で確実にフセの訓練に従うようになったら、屋外でもフセの命令に従うように訓練を続けます。犬が落ち着いて訓練に従わない時は、写真のように、狭い台の上等で訓練を始めるとうまく行きやすいです。</p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="01fuse01.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/01fuse01.jpg" width="450" height="500" /></p>
<p>１．低い台、ベンチの上などに犬を載せ、飼い主は犬の対面に立ち、手の中に報奨の餌を握るところを見せてから、人差し指を立てる視符を見せ、スワレと命じます。</p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; WIDTH: 463px; DISPLAY: block; HEIGHT: 470px" class="mt-image-center" alt="01fuse02.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/01fuse02.jpg" width="521" height="500" /></p>
<p>２．室内訓練と同じ要領で、フセと命じながら、人差し指を立てた視符をゆっくり下げていきます。</p>
<p>３．最初は室内と同じように犬の鼻面をかすめるようにゆっくり下げ、犬が確実に従うようになってきたら、少し離れた位置で視符を出すようにして、下げる速度も徐々に早くしていきます。</p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="01fuse03.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/01fuse03.jpg" width="459" height="500" /></p>
<p>４．犬は人差し指の先を追うように姿勢を下げて行き、フセの姿勢をとります。</p>
<p>５．台の上で訓練すれば、少し離れた位置で視符を見せる方法で訓練を行っても、犬は餌を持った手に近づこうとすると、台から落ちてしまうので、その場でフセの姿勢を取る様になっていきます。</p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; WIDTH: 380px; DISPLAY: block; HEIGHT: 335px" class="mt-image-center" alt="05homekata.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/05homekata.jpg" width="500" height="500" /></p>
<p>５．犬が完全にフセの姿勢になったら、室内訓練と同じ要領で、ヨシヨシ・フセと犬が伏せた事を笑顔で褒め、犬が立ち上がらない様に、背中を軽く抑え、手の中のご褒美を与えます。</p>
<p>６．背中を押さえなくても、視符と声符に従って、犬がフセの姿勢をとり続けることが出来るようになれば、フセの訓練はとりあえず順調に進んでいます。</p>
<p>７．次の段階では、視符を出す手にご褒美を持たずに、同じ訓練を繰り返し、犬が短い間でも伏せていられたら笑顔でヨシヨシ・フセと褒め餌を与えます。さらに餌なしでも犬が従うように訓練を繰り返します。餌を使わない時も、犬が従ったら、笑顔で褒める、犬が喜ぶところを静かになでる、などにより報奨を与える事が重要です。</p>
<p>８．最終的には、どの様な場所、どのような条件でも、例えば、回りにたくさんの犬がいる状況、自分の犬が他の犬と遊びまわっていた直後でも、声符のみ、視符のみに従って犬が確実にフセの姿勢を取って静止出来るようになれば、この訓練は完成です。</p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; WIDTH: 361px; DISPLAY: block; HEIGHT: 282px" class="mt-image-center" alt="04hojodousa04.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/04hojodousa04.jpg" width="500" height="378" /></p>
<p>なお従順で補助動作を良く受け入れる犬なら、座った姿勢から、前足を両手で持ってフセの姿勢をとったり、背中を押し下げてフセの姿勢を取らせる事も出来ます。でも、おとなしく従わない犬の場合は、無理強いしてはいけません。訓練をするはずが、かえってフセの姿勢に反発するようになってしまうからです。</p>
<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="headline450.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/headline450.jpg" width="450" height="282" /></p>
<p>写真はドッグランの中ではしゃぎすぎたジャンを呼び戻し、切り株の上で伏せるように命じているところです。ジャンはフセの命令に従い、切り株の上でフセたことで、短時間で落ち着きを取り戻しました。</p>
<p>写真のように、他の犬がたくさんいる環境でも、確実にフセの命令に従うように訓練しておけば、短時間で興奮しすぎた犬を落ち着かせ、おとなしくさせ、さらに飼い主に服従する気分にさせ、他の犬との喧嘩などのトラブルを未然に避ける事ができます。</p>
<p>つまり何かの解発要因で、「<strong>スイッチが入ってしまった犬のスイッチを速やかに切る」</strong>ことも、フセの訓練を入れる事で可能になるのです。</p>
<p><strong>脚側歩行訓練もそうですが、社会性動物である犬の訓練では、飼い主の命令に従って、社会的に意味のある行動をとる様に訓練する過程で、飼い主と犬の間に主従関係が構築されます。</strong></p>
<p><strong>訓練の効果は、最初に餌を使おうが使うまいが差は見られません。要は犬が家族の一員として、自ら飼い主の制御下に服し、自分の判断で飼い主や家族に協力するようになれば良いのです。</strong></p>
<p><strong>また社会的振る舞いを犬に行わせる訓練は、犬自身に飼い主家族に対する帰属意識を高め、犬自身を安心させ、情緒を安定さる効果も期待できます。</strong></p>
<p>このように、フセの訓練は、ジャックラッセルテリアのように服従性が低く、他の犬に対してポジティブをとおりこしてアグレッシブ＝凶暴に振る舞いやすい犬、従順であっても興奮しやすい大型犬では是非入れておきたい訓練です。そうした犬を飼っている飼い主さんで、まだフセの訓練が完璧でない場合は、是非もう一度フセの訓練に挑戦してみてください。</p>
<p>脚側歩行に続き、フセの訓練に成功すれば、飼い犬の情緒は、これが訓練前と同じ犬かと見違えるほど安定したものになってくるはずです。</p>]]>
    </content>
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    <title>人から犬にあくびがうつるということ～犬のもつ共感力</title>
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    <published>2012-05-16T02:45:00Z</published>
    <updated>2012-05-16T02:51:29Z</updated>

    <summary> [photo from Science NOW] 愛犬との暮らしの中で、心が通...</summary>
    <author>
        <name>The dog actually Times</name>
        
    </author>
    
        <category term="ニュース・イベント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="コミュニケーション" label="コミュニケーション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="共感" label="共感" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="犬の能力" label="犬の能力" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="sn-dogs.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/sn-dogs.jpg" width="500" height="436" />

<p class="caption">[photo from <a href="http://news.sciencemag.org/sciencenow/2012/05/dogs-feel-your-pain.html?ref=hp" target="_blank">Science NOW</a>]</p>

<p>愛犬との暮らしの中で、心が通じ合うような経験したことはありませんか？読者のみなさんはきっとそんな瞬間を経験されていることと思います。とはいえ、犬は本当に人と共感することができるのでしょうか？共感する気持ちはいわゆる、『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E3%81%AE%E7%90%86%E8%AB%96" target="_blank">心の理論</a>』といわれる他者の気持ちを推測する能力のベースともなっており、社会的コミュニケーション能力を身につけていくうえで成長とともに発達していくものです。人に近い種であるチンパンジーなどの霊長類をはじめ、人と最も長く生活を共にしてきた動物である犬にも、心の理論や共感する能力があるのか？ということについて、多くの人々が研究を続けています。</p>]]>
        <![CDATA[<p>これまでに"あくびがうつる"という現象に着目し、人のあくびが犬やチンパンジーなどにうつることが明らかにされてきています。あくびがうつる現象は、"情動伝染（Emotional Contagion）"と呼ばれるもので、そこに共感する気持ちを持つ必要はありません。しかし、情動伝染が人と犬と異種間で存在するならば、犬が人に対して共感したり感情移入したりする能力を持つ可能性を高める理由のひとつとなります。そして今回、ポルトガルのポルト大学の研究者らによって、犬が人のあくびの"音"だけを聞いたとき、犬にあくびがうつるのか？という実験が行われ、その結果が『<a href="http://www.springerlink.com/content/p1317t688k042x31/" target="_blank">Animal Cognition</a>』に発表されました。</p>

<p>研究者らは、6ヶ月以上いまの飼い主と暮らしている、さまざまな犬種と年齢の29頭の犬を対象に実験を行いました。実験では、飼い主と見知らぬ女性のあくび音を録音したものを、7日間あいだを空けてそれぞれ2セッションずつ犬に聞かせました。犬がなるべくリラックスした状態でいられるよう、それぞれの自宅の馴染みの部屋で、そこには飼い主がいないかわりに、犬が知っている他の人と一緒にいるという状況下で実験が行われました。</p>

<p>その結果、29頭のうち12頭（41％）の犬があくびをし、また、見知らぬ人のあくびに比べて飼い主のあくびの音を聞いた時の方が、5倍の頻度であくびをしたそうです。ただ単にあくびの音を聞いてうつるだけではなく、犬にとってあくびの声の主とどれだけ親しいかということが、あくびがうつる現象に大きく影響を及ぼしていたということだったのです。</p>

<p>この結果を受けて研究者らは、15,000年という時を経て緊密な暮らしを続けてきた人と犬であるからこそ、異種間であっても共感できる能力の獲得が促されてきたのかもしれないといっています。犬が人に共感する能力を持つのかどうかはこれだけでは実証できたとはいえません。しかし、もしお互いに共感する能力があるとしたら、それには、犬が人に共感するだけではなく、人も犬に共感できる能力を獲得してきたからなのかもしれないとも思います。犬を擬人化して人の価値観や考えを犬に押し付けるのではなく、犬を犬として見ることができるとき、お互いの心がもっと通じ合えるのではないかとも思うものです。</p>

<p>（satoko）</p>
<p>【参考サイト】<br />・<a href="http://news.sciencemag.org/sciencenow/2012/05/dogs-feel-your-pain.html?ref=hp" target="_blank">Science NOW</a></p>
<p>【関連記事】<br />・<a href="http://www.dogactually.net/blog/2011/03/post-50.html">人に共感するココロを犬は持っているのか？</a></p>]]>
    </content>
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    <title>嗅覚を使ったゲームを愛犬に！～室内編</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dogactually.net/blog/2012/05/post-229.html" />
    <id>tag:www.dogactually.net,2012:/blog//2.7401</id>

    <published>2012-05-15T02:20:00Z</published>
    <updated>2012-05-15T02:27:29Z</updated>

    <summary> 2回にわたって紹介しました『足跡セントゲーム（トラッキング）』と『エアセントゲ...</summary>
    <author>
        <name>尾形聡子</name>
        
    </author>
    
        <category term="しつけ・トレーニング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ゲーム" label="ゲーム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="嗅覚" label="嗅覚" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[
<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-1.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-1.JPG" width="500" height="334" />

<p>2回にわたって紹介しました『<a href="http://www.dogactually.net/blog/2012/04/1-7.html">足跡セントゲーム（トラッキング）</a>』と『<a href="http://www.dogactually.net/blog/2012/05/2-5.html">エアセントゲーム（トレイリング）</a>』は、<a href="http://www.scentline.jp/" target="_blank">Scent Line</a>（セント ライン）ドッグトレーナーの近藤奈緒子さんが、犬の嗅覚を使ったトレーニングをベースにして、犬と一緒に手軽に遊べるようアレンジしたものです。少ない道具で身軽にできるものの、屋外セントゲームをするのに適したそれなりの場所を探すことが必要になります。そこで近藤さんは、嗅覚を使ったゲームを更に気軽に楽しむことができないかと考えるようになっていったといいます。</p>]]>
        <![CDATA[<p>「たとえば大雨の日や飼い主さんの体調が悪い時には散歩に行きにくいこともありますよね。また、ちょっとした空き時間に気軽にゲームをするにはやはり、家の中でもできるセントゲームが必要だと思うようになっていきました。」</p>
<p>屋外で楽しめるセントゲームから、室内でも楽しめるセントゲームへ。このような経緯で考え出された室内セントゲームには2種類あり、ひとつは鼻を使ってターゲットを探し出すことの喜びや楽しさを知るための『室内セントゲーム』で、屋外セントゲームを楽しむための基本的なコマンドの理解も深めることができる入門編ともいえるものです。もうひとつには『識別セントゲーム』があり、あるものと同じ匂いをさまざまな状況下で識別して当てるゲームで、『室内セントゲーム』の上級編となっています。</p>
<p>今回、『室内セントゲーム』をするための基礎の基礎から、我が家の犬ハナと一緒に教えていただきました。全くの初心者のハナと私とで早速挑戦です！</p>
<p><strong>室内セントゲーム（探知犬ごっこ）</strong></p>

<p>室内セントゲームをするにあたって最低限必要なことは、"鼻を使って何かを探し出す意識"と"見つけるターゲットが何かを知る"ことだそうです。そこでまず最初に、小さなレバー風味のおやつを隠して、それを探すことをしてみました。これまでに、おもちゃを隠して探す遊びはしたことがあったのですが、おやつを隠してそれを探すというのは全く初めての経験でした。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-3.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-3.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">おやつを隠すあいだ、部屋の外に待たせておきます。初回だけドアは閉めませんでした。</p>

<p>「大きさではなくて匂いで探すのでどんなおやつでも大丈夫です。何を探していいか分からない様子のときには、探す方向のヒントだけは与えていいですよ。」</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-2.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-2.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">おもちゃを探す遊びはしたことがあったせいか、鼻で何かを探すんだということは分かっていた様子。しかし、おもちゃ以外の何を探していいのやら？となっているハナにあっちだこっちだと指示を出し、マットの下に隠したおやつをやっと発見できました。</p>

<p>「なかなか探せなかったのは、ハナちゃんが普段使っているおもちゃの匂いを探そうとしていたからです。おやつが隠されているという発想がなかったためですね。」</p>
<p>おもちゃを探す遊びをしていたこともあって、"鼻を使って何かを探し出すという意識"は持っていたハナ。もうひとつの"見つけるターゲットが何かを知る"のために、次に、ターゲットを覚えさせるためのステップへ。ターゲットとするものは、屋外編でも使ったカメラのフィルムケースやジップロックの小さな袋などの密封性があるものを使います。まずはフィルムケースをターゲットとして覚えさせることから始めました。</p>
<p>「まず、犬の目の前でターゲットの中におやつを入れていきます。その様子を、あえて犬にしっかり見せるようにしてください。2粒くらい入れたら匂いをかがせ、中におやつが入っていることを確認させるようにします。いくつかおやつ入りのターゲットを用意したら、犬の近くの床にポンと転がします。それに対して鼻でつついたり、くわえたりなど、何らかの興味を示したら褒めて、ターゲットの中に入っているおやつをあげてください。」</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-4.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-4.JPG" width="500" height="334" /><p class="caption">おやつに目が無いハナは、近藤さんがやっていることに興味津々。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-5.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-5.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">犬が徐々にターゲットに慣れてきたら次のステップとして、このように片方の手にターゲットを持って犬に見せ「どっち？」といいます。犬がターゲットを持っている手の方の匂いを嗅いだり鼻でつついたりしたら、褒めて、中のおやつをあげるようにしていきます。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-13.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-13.jpg" width="500" height="336" /><p class="caption">[photo by Naoko Kondo]<br />
私が「どっち？」をやっているところです。早くやりたいとせっかちなハナは私の方に近づきすぎています。近づいているのは早くやりたい！という、やる気の表れでいいことなのですが、「どっち？」の合図を出す前に鼻を近づけて匂いを嗅ぎ出すなどフライングをしがちな犬の場合には、鼻が触れない位置まで下がらせた方がいいそうです。また、写真の私の手は離れすぎていて、匂いを比べにくいそうなので、一枚前の上の写真のようにもっと手を近付けて、犬が両方の手の匂いをその場で同時に嗅げるようにします。</p>

<p>このようにして犬がターゲットに興味を持つようになっていったら、徐々に、ターゲットを見つけた時にどのようにしてその位置を飼い主さんに知らせるかという、"示す"方法を教えていきます。たとえば「どっち？」といった後には、ターゲットの入っている手の方にお手をすると分かりやすいそうです。その他には、鼻でつつく、舐める、伏せるなどといった方法などがあります。</p>

<p>「ターゲットにおやつを入れるなどの準備作業も、焦らずゆっくりして良いんですよ。はやる気持ちを抑えて待たせることで忍耐力も付きますし、その間もエネルギーを使うんです。ターゲットを準備している時、犬がじっと平静を保ちつつも、好奇心を向けて内心はワクワクしている状態で待つことができるといいですね。」</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-10.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-10.JPG" width="500" height="686" /><p class="caption">ゲームを少しずつ理解し始めたため、早く遊びを開始したいハナは、おやつをターゲットに詰めている最中にピーピーと鼻を鳴らして近藤さんのことをせかし始めました。鼻を鳴らし始めたら作業をいったん止めて"シーッ" "ダメ"などといって、静かになってから作業をするようにします。そうすることで、犬は静かに待っていた方がより早くゲームが開始することを理解していくといいます。</p>

<p>ターゲットに対して良いイメージを持つようになってきたら、次に、犬が見ていない状態でおやつ入りのターゲットを部屋の何ヶ所かに置いて探させます（<strong>レベル4相当：各レベルは最後に紹介</strong>）。待っている犬に"サーチ""探せ"などのコマンドをいって捜索を開始させ、犬がひとつ発見したらそのたびに中のおやつをあげます。そして、再び"サーチ"のコマンド、発見したらおやつをあげる、と繰り返していきます。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-6.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-6.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">こんな感じに置いてすぐに発見できるようにします。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-7.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-7.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">全て置いたら、扉の向こうに待つ犬に"サーチ"のコマンドを出してゲームの開始です。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-8.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-8.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">ターゲットを発見するたびに一回一回おやつをもらいます。</p>

<p>「屋外でターゲットを隠すときには犬が見ていてもOKといいましたが、室内ですと限られた空間なので見ている前で隠すと犬は場所を覚えます。また、これまでに隠した場所も全て記憶していますから、毎回隠し場所を変えてください。室内ですと風や他の刺激などの影響を受けない分簡単になり、飼い主さんの隠し癖なども出てきますので、それを犬は学習して鼻を使わずに記憶や勘を使って探すようになってしまいます。この点が、屋外でする場合と違うところですので気を付けてやっていただきたいところです。」</p>

<p>何度か繰り返して、ターゲットそのものを見つけるんだということが理解できてきた様子を見せ始めたハナ。次に、隠されたターゲットを探す（<strong>レベル5相当</strong>）ことに挑戦してみました。隠すステップに入る時は、たとえば座布団の下の真ん中に完全に隠すのではなく、上から直接見えないようにしつつも座布団の端の方に隠すなどして、少し匂いが漏れるような状態を作ることが探しやすくするポイントだそうです。また、隠す場所は床の上だけではなく、ちょっとした棚の隙間など高さのあるところにも隠していくようにします。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-9.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-9.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">ターゲットを隠した時もこれまでと同様に、ひとつターゲットを発見するたびに一回一回おやつをもらいます。犬が勝手に次を探し始めないようにしっかりと呼び戻してアイコンタクトを取ってから、再び"サーチ"のコマンドと次のターゲットのある方向を手で示しながらゴーサインを出すようにします。</p>

<p>ゲームを繰り返すうちにハナは疲れてきたこともあり、ターゲットを発見できなくなってくるとすぐアイコンタクトを取り、ヘルプを求める行動を取るようになっていきました。</p>

<p>「犬が助けを求め始めるタイミングや頻度は、それまでの犬の経験や知識によります。ターゲットがなかなか見つからないまま探し続けるとだんだん集中するのが辛くなってくるんですよね。なので、なんとか早く見つけたいという気持ちから、ターゲットの場所を教えてもらおう。とハナちゃんは思ったのでしょう。そこでのポイントは、ヘルプが出た直後のタイミングでヒントを与えることができると、犬から"さすが！"と尊敬され信用度が高まりますが、犬からこちらに聞いてくる（アイコンタクトを取る）前に人が先攻して過剰にヒントを与えてしまうと、犬は人にすぐ聞いたほうが更に早く簡単にターゲットを発見できると解釈し、指示待ちが多くなったり、手を抜いて自力で頑張って探す時間が短くなってしまいます。あくまでも犬が自分で一生懸命探して、それでもどこにあるのか分からないという時だけヒントをあげるようにしてください。犬がゲームに慣れてくると、自分で色々な場所を効率よくひとしきり探すようになってヒントを求めてくるまでの時間も長くなりますし、犬は鼻の使い方の要領も覚えていきます。鼻の使い方が上達してくると、鼻をクンクンさせる音も変わってきますよ。」</p>

<p>犬が真剣に鼻を使っている時には、クックックックン！と、匂いを分析するような嗅ぎ方と音をさせるといいます。まだまだ鼻を使ってターゲットを探すことに慣れていないハナは、ゲームの最初から全力投球で鼻を使ってしまっていたため、ゲーム後半になると息切れをし始め、その結果、近藤さんにすぐにヘルプを求めるようになったといえます。</p>

<p>「ハナちゃんのようにヘルプを求めるタイプの犬もいれば、ターゲットの位置が全然分からなくてもひたすら自分で探そうとする犬もいます。そういうタイプの場合には、ある程度のところで一度呼び戻しをして、再び指示を出し直してそちらの方向を探すようにさせ、早いタイミングでターゲットを見つけられるように手助けをします。もし、飼い主さんが一切介在することなく、犬が勝手にターゲットを発見するのみだと、自己判断で独りで楽しむ遊びだと犬に勘違いさせることに繋がり、飼い主さんに意識を向けず、指示を無視して没頭してしまうこともあります。また、犬がスピーディー過ぎて飼い主さんがその早さに追いつくのが大変な場合には、室内でもリードを着けて取り組むと、常にゲームの主導権を握ることができ、コマンドを出すタイミングもつかみやすくなります。ターゲットを探すというひとつの行動を見るだけで、本当に性格が出てきます。このあたりのさじ加減は難しいところですが、そこが、このゲームを愛犬と一緒にする面白さや楽しさでもあるんです。」</p>

<p>近藤さん＆ハナでのゲームの様子を見せていただいた後、私も挑戦してみました。今まで適当にやっていた宝探し的なゲームとは比べものにならないほどにハナが集中し、匂いを嗅ぐいい音をさせているのを感じられるようになり、私もとても楽しめました。ハナ同様、私もすっかり興奮していたに違いありません。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-11.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-11.jpg" width="500" height="710" /><p class="caption">[photo by Naoko Kondo]<br />ターゲットに対して良いイメージ付けができてきたら、中におやつを詰めなくてもOKです。ターゲットを見つけたら別の場所に置いてあるおやつをご褒美にあげる、というようにしてもいいそうです。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-12.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-12.JPG" width="500" height="375" /><p class="caption">次に、フィルムケースからこちらの小さなジップロックにターゲットを変えてみました。前述したように、フィルムケースに慣れるようにした時と同じようにして、ジップロックにも慣れさせていきました。破って中身を出そうとしたり、丸飲みしそうな可能性がある場合には、ジップロックではなく、屋外編で使っていたようなプラスチックケースを使うといいそうです。</p>

<p>「探し始めるときにはまだターゲットの匂いをキャッチしていないので、口をあけながら匂いを嗅ぎます。そのうち何かヒントとなる匂いをキャッチすると、口を閉じてクックックッと音をさせながら匂いを嗅ぐようになります。大まかに匂いを嗅ぐ時と、細かい匂いを嗅ごうとする時の匂いの嗅ぎ方も違いますから、嗅ぎ方の変化を見てあげると更にゲームも楽しく進められるようになりますよ。」</p>

<p>クックックッと本気の嗅ぎで鼻を鳴らしている音をお聞かせできないのが残念なほど、いい音をさせるようになったハナ。目を全く使わずに鼻だけを使ってターゲットを探していく姿を見て、私も嬉しさと楽しさとでいっぱいになりました。</p>

<p>「以前見ていただいた外でのゲームになると、風があり他の匂いもあるのでかなり難しくなります。なので、家の中である程度ターゲット探しができるようになってから屋外ゲームに挑戦してもらう方がやりやすいかと思います。とはいえ室内だけでも、ターゲットを箱の中に入れて全く見えないようにする、ひきだしの中に入れるなど、隠し方はいくらでも難しくできますよ（<strong>レベル6</strong>）。」</p>

<p>犬が鼻を使って何かを探し出す楽しさを大事にしていくことがポイントです、と近藤さん。</p>

<p>「犬にとって難し過ぎるレベルを求め、失敗を重ねたり、犬自身が強制されているような気分になってくると、楽しくないと感じるようになるので、報酬にも興味を示さなかったりやる気が失せてしまう場合もあります。常に犬が意欲的に取り組めるよう、確実に成功できるレベルか、ギリギリ成功するレベルで挑戦させ成功させることや、必要であれば報酬の種類を変えるなどして犬自身が飽きないように、犬の様子を見ながら工夫してあげる必要があります。」</p>

<p>あくまでも犬の喜びを引き出すことを念頭に置きながら、飼い主さんとの共同作業にするという点もしっかり押さえられているこのゲームを体験させてもらい、初回からハナと一緒に楽しさを分かち合うことができて大満足でした。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="3-14.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/3-14.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">初めてのセントゲームでヘトヘトに疲れた様子のハナ、ゲームの後はグッスリでした。</p>

<p>3回に分けてレポートしました、室内でも屋外でも楽しめるセントゲーム。近藤さんが嗅覚を使ったトレーニングに興味を持ったきっかけには、子どもの頃にTVで観た、人と共に働く海外の犬達の様々な映像を鮮明に覚えていたことがあるそうです。その中には、嗅覚を使って働く犬たちも含まれており、そして大人になってからそのトレーニング内容を知るにつれ、これこそが自分が愛犬と一緒にやりたかったことであり、求めていたものだと感じていったといいます。そして今年の夏で15歳になる愛犬ジップ（ジャック・ラッセル・テリア）が5才の時、一緒にカナダ式の嗅覚を使ったトレーニングを学び始めたことがきっかけとなり、今では、手軽に遊べるトラッキングやトレイリング等のセントゲームを提案するトレーナーとしてご活躍されています。</p>

<p>初めて体験したセントゲームは、犬が生涯を通じて楽しめるものだと取材を通じて感じました。そして、飼い主さんと愛犬との絆が深まるゲームだとも。見た目の派手な動きが少ないだけに、犬のことよく観察するようになりますし、犬も飼い主の指示を心待ちにするようになると思うからです。</p>

<p>個人的なことになりますが、今回一緒にセントゲームをしたハナは2年ほど前に頸椎ヘルニアを発症しました。手術をせずに何とか落ち着いたものの、爆弾を抱えた状態であることから、それまで数年間続けていたウォーター・トライアル（水難救助犬競技）のトレーニングを続けることが難しくなってしまいました。回復はできましたが、元来持ち合わせている作業犬気質を止められるわけもなく、ただ単に泳ぐこと以外に何かできることはないかなとずっと思っていたところに、このようなセントゲームとの出会いが訪れました。この出会いを大切に、いつか外でもセントゲームができるように続けてみようと思っています。</p>

<p>＊＊＊</p>

<p><strong>【室内セントゲームの各レベル】</strong></p>

<p><strong>レベル1：犬が見ている状態でおやつを隠し、おやつを見つけたらその位置を示す<br />レベル2：犬が見ていない状態でおやつを置き、おやつを探し当てたら示す<br />レベル3:犬が見ている状態でターゲットを見せて置き、ターゲットを見つけたら示す<br />レベル4：犬が見ていない状態でターゲットを置き、ターゲットを探し当てたら示す<br />レベル5：犬が見ていない状態でターゲットを隠して置き、ターゲットを探し当てたら示す<br />レベル6：犬が見ていない状態で、ターゲットを何かで包んだり箱に入れたりして隠し、ターゲットを探し当てたら示す<br /></strong></p>]]>
    </content>
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    <title>犬の食物選択に影響を及ぼす人のキュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dogactually.net/blog/2012/05/post-225.html" />
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    <published>2012-05-10T07:00:00Z</published>
    <updated>2012-05-15T22:04:57Z</updated>

    <summary>  [photo from LIVE SCIENCE] 犬は人からのさまざまな社...</summary>
    <author>
        <name>The dog actually Times</name>
        
    </author>
    
        <category term="ニュース・イベント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="動物行動学" label="動物行動学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="研究" label="研究" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="認知力" label="認知力" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="dog-food-120525.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/dog-food-120525.jpg" width="500" height="334" /> 
<p class="caption">[photo from <a href="http://www.livescience.com/19906-human-body-language-mislead-dogs.html" target="_blank">LIVE SCIENCE</a>]</p>

<p>犬は人からのさまざまな社会的な合図、キュー（Cue）を受け取り、相互コミュニケーションをはかることのできる動物です。そのような犬の認知力についての研究は世界中で数多く行われてきており、これまでに、藤田りかこさんの「<a href="http://www.dogactually.net/blog/2010/10/post-495e.html">ケーナイン・サイエンスのトレンドとちょっとした疑問（1）</a>、<a href="http://www.dogactually.net/blog/2010/11/2-8f7e.html?page=1">（2）</a>」や「<a href="http://www.dogactually.net/blog/2010/11/post-a8ad-1.html">やっぱり犬は盗み食いが得意！？人が聞く音を予測して行動する犬</a>」など、ドッグアクチュアリー上でも犬の認知力についてたびたび紹介してきました。今回紹介します研究は、犬が食物を選ぶ際に人のキューがどれほど影響を与えるのか？ということについて実験を行ったもので、科学専門誌『<a href="http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0035437" target="_blank">PLoS one</a>』に発表されました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>イタリアのミラノ大学の研究者らは、小さなフードのかけらがひとつだけのった皿と6つのった皿、2枚の皿を用意し、さまざまな9つの状況下で犬（149頭）がいずれの皿を選択するかということについて実験を行いました。</p>
<p>環境的な影響を受けずに犬がフードを選ぶ場合には、73％の犬が2つの皿のうち多くのフードがのった皿を選択しました。一方、犬の見ている前で人がフードが1つだけのっている皿に近づいてじっとその皿を見つめたり、手にとって口に運ぶ動作をしたり、"これは良いわ！"と声に出していったりするなどして、犬に環境的な影響を与えてから犬に皿を選択させると、人がさまざまな方法で着目した方の皿、すなわち、1つしかフードがのっていない皿の方を選ぶ割合が高まったそうです。実験が行われた各状況については論文の<a href="http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0035437#s5" target="_blank">Supporting Information</a>、MovieS1よりダウンロードしてご覧いただけます。</p>
<p>多くのフードがのっている皿の方を選ぶのが犬の一般的な行動であるにもかかわらず、そこに人が介在すると、犬は"本来選ぼうとしていた方ではなく人が着目した方がよさそうだ"となりがちだという、社会的なシグナルが行動に影響を及ぼすという実験結果が示されました。子どもなどでは、嫌いだから食べたくないと思っているものでも、両親や周囲にいる人々が美味しそうに食べるなら、うっかりつられて食べてしまうということがありますよね。人をはじめ動物は、同じ種の仲間が食べているものが安全に食べられるものだと本能的に判断する能力が備わっているのだとも思います。また、「<a href="http://www.dogactually.net/blog/2010/08/post-b5d8-1.html">飼い主のふるまいを模倣する犬たち</a>」にもありましたように、必ずしも人の真似をすることがベストな戦略ではなくとも、赤ちゃんや子どもと同じように犬も人のキューに影響を受け、それを真似するという社会的な能力を持っています。だからこそ、種の異なる人と犬とがさまざまに変化する環境のもとでも長い間ずっと一緒に暮らし続けることができているのだと、改めて思うのです。</p>
<p>（satoko）</p>
<p>【参考サイト】<br />・<a href="http://www.livescience.com/19906-human-body-language-mislead-dogs.html" target="_blank">LIVE SCIENCE</a></p>]]>
    </content>
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    <title>協調心、つまりボトムアップの「アルファ」論</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dogactually.net/blog/2012/05/post-227.html" />
    <id>tag:www.dogactually.net,2012:/blog//2.7399</id>

    <published>2012-05-09T02:20:00Z</published>
    <updated>2012-05-12T05:52:57Z</updated>

    <summary> 犬と一緒に暮らす上での大事なコンセプト。協調心を得ること！とヴィベケさんは説く...</summary>
    <author>
        <name>藤田りか子</name>
        
    </author>
    
        <category term="しつけ・トレーニング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="アルファ論" label="アルファ論" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[



<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="Bottomup-Face-away.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/Bottomup-Face-away.jpg" width="500" height="614" />

<p class="caption">犬と一緒に暮らす上での大事なコンセプト。協調心を得ること！とヴィベケさんは説く。</p>

<p>このブログを読み続けてくださっている方にはお馴染み、デンマークの動物行動コンサルタントのヴィベケ・リーセと共に、今、東京で毎週日曜日にスカイプを通してセミナーを開いているのだが、その中で参加者の皆さんから関心を惹いた話題のひとつが、今をときめく「アルファ論」の解釈についてであった。</p>

<p>その中で、犬にはリーダーが必要なのか否か。犬はそもそもパックを作る動物なのか否か。そんなことが活発に討論された。</p>

<p>そんなディスカッションを聞きながら理解したのは、犬と共に暮らす上での、一番のキーとなるべきコンセプト</p>

<p>「協調心」</p>

<p>リーダーシップ論もパックセオリーの賛否両論も、この際すべて捨てて、素直にこのコンセプトに従うのが一番よさそうだと私は個人的に思ったものだ。ヴィベケのセミナーでのメインテーマでもある。</p>]]>
        <![CDATA[<p>もっとも、犬という動物を「対象」としているから、我々はその祖先であるオオカミのことを考慮して、パック論が必要なのか否かをいつまでたってもウジウジと考えなければならないのだとも思う。トラだのクマだのそして馬、他の動物を扱っていると、どんなにパックやアルファ論が「コンセプト」のための「コンセプト」にすぎないものか、わかるというものだ。しかもこの世には、パックを持たない動物（ウマは群れをつくるが、決してオオカミと同じ性質のものではない）と上手に意気投合させる人もいる。その中ではアルファ論を問うている暇はないだろう。それでは何がキーになっているのかというと、それはやはりどうやら「協調心」に尽きるようなのだ。</p>

<p>そして協調心のベースには、動物から人間への「信頼」が約束されていなければならない。</p>

<p>ヴィベケは、トラやイグアナを訓練してきた経験がある。</p>
<p>協調心というコンセプトを具体的に把握するには、逆に協調心がない状態とはどんなものか想像すると、理解がしやすいかもしれない。</p>

<p>「そのまま外に犬を放って、ろくろく人間とのコンタクトも取らせずに飼ってみればわかるでしょう。犬は簡単に半野生の精神状態にもどってゆきますよ」<br />とヴィベケは言う。<br />「それもたったの3週間で！」</p>

<p>人間とのコンタクトを持たない犬は、自分で生きなければならない。頼れるものは自分自身のみ。そんな犬に「協調心」を説くのは、それこそ馬の耳に念仏！自立している彼らにとって、人間と協調するメリットがどこにあるというのだろう。</p>

<p>もっとも、もし飼い主がそれでよければ、いいのかもしれない。半野生に戻って何が悪い？それも犬の自然ではないか。たとえばロシアやルーマニアには、まだたくさんの野良犬が人間の都市世界でうまく住処を探して住んでいる。彼らこそ、正真正銘の半野生動物であり、そこではだれも対人間との「アルファ論」の有無を論じない。それでも犬は生きている。</p>
<p>しかし日本という都市社会の現実問題、そんな犬を連れて一緒に散歩に行けば、リードは引っ張るし、引っ張られることでストレスは増し、どうにも手のつけられない状態に愛犬を陥れてしまう。それでは飼い主が面白くないだろうし、犬にとってはもっと不幸である。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="Bottomup-Street011.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/Bottomup-Street011.JPG" width="500" height="706" />
<p class="caption">スロバキアのブラスティラバにおけるある風景。道で犬と暮らしているこのおじさん。野外で犬と暮らしてる人を見るたびに思うのだが、彼らこそ、犬からすばらしい協調心を得ていっしょに暮らしている人々ではないか...と。
</p>

<p>多くの先進国では、犬と人が同居する状態に我々が意図的にもってきているのだから、そのためにはやはりなんらかの絆が必要ということになる。まずは空間を共にすることで「一緒にいる感」あるいは「所属感」を培う。これが、果たして巷で言う「群れ」なのか、単に犬と人間がたまたま居合わせているために起こった「同居」カップル現象なのか、そんな定義はもうここではどうでもいいとしたい。ヴィベケによると、まずこの所属感を培うことで、協調心のお膳立てができるという。しかし一方で、所属感を培っただけでは協調心は得ることはできない。協調心は、所属感という土台の上で、さらに人間が努力をしてなんとか犬に「悟らせるもの」と考えるといい。</p>

<p>話は少し飛ぶのだが、ヴィベケと私は、なんとか「協調関係」を表現すべき、別の言葉を見つけようと模索したことがある。リーダーシップと言う言葉は誤解を招きやすいので、できるだけ避けたかったのだが、それでは「ボトムアップのリーダーシップ」ではどうだろう、と意見をした。トップダウンのリーダーシップと区別をする。後者は上から「この人がリーダーだ」と言われるいわゆる典型的なアルファ論。そうではなく、下から（ボトム）の原動力で勝手に上ができあがる。「あなたと是非つきあってみたいです。あなたの言うことに信頼をおいています」と相手が自発的に協調心と依頼心を見せてくれる。</p>

<p>こんな例をヴィベケはセミナーで出した。</p>

<p>ある地区で自然災害が起こり、人々が集まり、なんとか対処しようと討論を始めた。緊急のことなので、ここではだれもグループのリーダーも決められていない。任意に人が集まっただけだ。しかしその中でAさんという人の意見とアイデアはとても実用的、賢く、そして為になると、グループのみんなが感じたとしよう。すると次のミーティングではみんなが自動的にAさんに耳を貸すようになり、あるいは意見を求めてくるかもしれない。「Aさんがいれば、なんとか事はうまくいきそうだ。Aさんに頼ろう！」</p>

<p>Aさんはアイデアがいいだけではなく、おまけに個人的に付き合っても、とても感じがいい人だ。<br />
というわけでAさんが望むと望まずに関わらず、みんながAさんをグループリーダーとして慕うようになった。</p>

<p>グループが集まることで、まずは所属感ができあがった。そしてそこから誰かの面白い意見が役に立つことがわかり、信頼感ができあがった。その信頼感をエンジンにして、みんなのAさんに対する協調心ができあがった。ボトムアップのリーダーシップだ。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="Bottomup-Hinder012.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/Bottomup-Hinder012.JPG" width="500" height="381" />

<p>犬との付き合いも、そんな風に考えて見れば、何もアルファ論のあるやなしやでギスギスすることもなさそうである。ただし、以上述べたことは、とても抽象的であり観念的であり、我々一般飼い主にとっては、わかりにくい。たとえばこんな意見。</p>

<p>「それじゃぁ、犬が自発的に私たちを慕うように仕向けるには具体的にどうすればいいのよ？」</p>

<p>犬とつきあってゆく上で、この部分が一番難しいところだ。人間の「脳」力と賢さ、犬目線に立って何が面白いかを理解できる能力が大いに要求される部分である。犬のボディランゲージにも的確に答えてあげなければならない。そのためには、読解術も必要とされる。</p>
<p>以前、スウェーデンのワーキングドッグクラブで習った、ひとつのトリック（技）を紹介しよう。</p>
<p>犬と一緒に散歩をしながら、とつぜん飼い主は草むらに何かをみつけたごとくしゃがみこむ。犬はなんだろう！とすぐについてくるはずだ。飼い主はそこに、たとえばトリーツを隠し、犬に探させる。犬目線から考えると</p>
<p>「おかぁちゃんはすごいな。僕が面白いと思うことを、草むらに率先してみつけてくれるじゃないか。かぁちゃんについていくと、きっと何か楽しいことが起こるはずだ！」</p>
<p>このフィーリングを日ごろから愛犬に植えつけてゆく！</p>
<p>こんな試行錯誤を繰り返しながら、犬に面白い、信頼できる存在として四苦八苦するのが私たち飼い主の使命と宿命でもあるだろう。ちなみに、犬でこんなに苦労するのだから、ましてやトラやライオンにそのような気持ちに仕向けることができる所謂アニマル・トレーナー達というのは、実にすごいと思う。</p>]]>
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    <title>ドイツの犬税の行方</title>
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    <published>2012-05-08T01:55:00Z</published>
    <updated>2012-05-14T15:09:02Z</updated>

    <summary> ドイツで犬税を納めるともらえる納税鑑札。犬税法によると「犬は戸外ではこの鑑札を...</summary>
    <author>
        <name>京子アルシャー</name>
        
    </author>
    
        <category term="社会・環境" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="犬税" label="犬税" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="080512_Hundesteuer1.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/080512_Hundesteuer1.jpg" width="500" height="388" />

<p class="caption">ドイツで犬税を納めるともらえる納税鑑札。犬税法によると「犬は戸外ではこの鑑札を常に身につけ、治安局から要求があった場合には提示できなければならない」とのことだが、個人的な経験からいうと、うちの犬と暮らすこと約11年、その間一度も提示を要求されたことがないのは、どうなのだろう．．．</p>

<p> デンマークでは1972年、フランスでは1979年、イギリスでは1987年、そしてスウェーデンでは1996年に、さらにはイタリアもスペインも、ベルギー、ギリシャ、ハンガリーもと、EU加盟国は近年になって次々と犬に関する課税を廃止した。</p>

<p>しかし、ドイツでは犬は「贅沢品」ということで現在も犬税が課されている。ドイツの犬税、それは使途が明確ではない単なる「贅沢税」。</p>

<p>ヨーロッパでの犬税は近代になって導入されたというわけではなく、その歴史は実に15世紀中世の時代にまでさかのぼる。当時農夫たちが飼っている犬に対し、狩猟賦役の一環として年貢を領主に納めるよう義務づけられたのが始まりであるそうだ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>その後、ドイツ周辺では19世紀はじめの1810年にプロイセン王国（現在のドイツ北東部からポーランド北部）のフリードリッヒ・ヴィルヘルム三世によって、当時市民生活水準の上昇に伴う召使いと馬、そして犬の所有を対象に「贅沢税」が導入された。また当時は、一部の地域で戦争による借金を返済するために犬税が導入されたり、狂犬病の危険回避のために犬の頭数を減らす手段としても犬税は導入され、一方で実猟犬や牧羊に従事している犬、夜警犬などは免税の対象とされたのだった。</p>

<p>犬の飼育頭数の増加を制限するのが目的のひとつだったプロイセン王国の犬税、これが背景として現在でも引き継がれている。そのため犬の頭数が増えすぎると困る都市部では犬税の額は高く、例えばベルリンでは1頭目が120ユーロ（約15,000円）／年、2頭目以降1頭につき180ユーロ（約21,500円）／年、ケルンでは1頭につき156ユーロ（約19,000円）／年と高額であるのに対し、都市部を離れ、人口が少なく一軒家の多い地域では、犬の頭数は過密になることなく、また防犯目的の番犬の飼育に必然性も認められることから軒並み年間35ｰ50ユーロ（約4,200ｰ6,000円）程度となっている。税額と使途に関しては各自治体に決定の権限があり、ドイツ全国すべての自治体において犬税が課されている。</p>

<p>巷ではよく「道ばたに放置された糞の処理」や「ドッグランの設置」「ティアハイムへの援助」など、ドイツの犬税が「犬のために使われる」と思われがちだが、それは飼い主側の勝手で大きな誤解あるいは思い込みである。なのに本当に「犬税により、犬の糞の処理は清掃局がしてくれる」と思い込んでいる人が多く、またそれは犬の飼い主だけでなく、驚いたことに犬を飼っていない人たちの多くもそう思っているというから、ドイツの都市部のあちこちで犬の糞の放置が後を絶たない。しかし、集められた犬税は犬の飼い主たちの期待とは裏腹に、役所や道路の修繕など、ほとんどは犬とは関係ないところに使われているのが現実だ。</p>

<p>ちなみに例を挙げると、ベルリンの現行法では糞の放置に対し罰金35ユーロが課せられる。このことからも犬税と糞の処理が何ら関係のないものであることが充分分かるようなものだが、犬税の目的や糞処理法の周知のなさもまた、誤解の大きな原因でもあるのだろう。</p>

<p>ちなみに、2010年度にドイツ全体で徴収された犬税額は約2億5千800万ユーロ（約309億円）にも上ったというから、自治体にとってはそれなりになくなっては困る部類の税である。</p>

<p>司法は、「犬税は犬（という手間のかかる生き物）を飼うことが出来る状況に対する課税である」と断言している。つまりは犬を飼うにあたって生じる（経済的な）負担を個人が負うことが出来るくらい生活に余裕があるのならば、更に税金くらい払っても大丈夫でしょう？といっているわけで、まさに「贅沢税」そのもの。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="080512_Hundesteuer2.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/080512_Hundesteuer2.jpg" width="500" height="625" />

<p>しかし、犬に対する愛情が税の徴収対象として利用されるということに疑問の声は上がっている。はたして犬は本当に贅沢品なのか？犬を心のよりどころにする一人暮らしの年金受給生活者（ドイツには結構多い）などはどうなのだろう？犬の社会における位置づけは国によって異なるが、特に「贅沢品」としての犬の位置づけに関し、ドイツでは民法ですでに「動物は物ではない」と定められていることからも、生き物に対し税の徴収を行うのは非倫理的で、また法的な一貫性に欠けるとの声が高い。</p>

<p>都市部ではお金がなければ犬と暮らしてはいけないのか？外を自由に歩き回る猫や馬（ドイツでは比較的多くの家庭で飼われている）には課税はないのに、どうして犬だけが課税対象となるのか？犬税の事情を知る納税者からの疑問が絶えないだけでなく、もちろん犬税未納者も多い。</p>

<p>こういった経緯の中、現行犬税では犬のみが対象とされていることや、犬の大きさに関係なく一律の税額が課されていることが、「個人の任意的・恣意的行為の禁止」ひいては基本法（日本の憲法にあたる）で守られているべき「平等の原則の侵害」につながるということで、国を相手に裁判が起こされ、今年1月にその判決が連邦憲法裁判所よりたった11語で言い渡された。</p>

<blockquote style="margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; border: currentColor;" class="webkit-indent-blockquote"><p>連邦憲法裁判所 - <a href="http://www.bundesverfassungsgericht.de/entscheidungen/rk20120126_1bvr188811.html" target="_blank">1 BvR 1888/11</a> -&nbsp;</p><p>
Die Verfassungsbeschwerde wird nicht zur Entscheidung angenommen.</p><p>
Diese Entscheidung ist unanfechtbar.</p><p>
（憲法訴願に対し判決を拒否する。この判決に反論の余地はない。）</p></blockquote>
<br />
<p>連邦憲法裁判所が判決を拒否したことにより、なんと犬税を巡る裁判は、とうとう連邦裁判所のその上の欧州人権裁判所へと持ち込まれることになった。</p>

<p>イギリスの犬税はその倫理的根拠を証明できずに廃止に追い込まれ、フランスでは国民が「生き物に対する課税」に反発し、犬税は廃止された。それとは対照的に、同じドイツ語圏のオーストリアとスイスはまだまだ犬税が有効だ。</p>

<p>個人的には、もしも多くの犬の飼い主が犬税を「道ばたの糞処理代」くらいに思い込んでいるのならば、むしろ犬税を廃止すれば（もう清掃局は処理してくれないということになるから）道ばたに放置される糞は減ってくれるだろうか、なんてことを考えてしまう。</p>

<p>果たしてドイツの犬税は廃止に追い込まれるチャンスはあるだろうか？それはEUの姿勢に委ねられることになった。</p>]]>
    </content>
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    <title>黒犬シンドローム</title>
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    <published>2012-05-07T02:45:00Z</published>
    <updated>2012-05-14T16:26:54Z</updated>

    <summary> 我が家の黒犬。そう言えば彼女もシェルターで4ヶ月も過ごしていたのだった。NO ...</summary>
    <author>
        <name>ガニング亜紀</name>
        
    </author>
    
        <category term="社会・環境" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="シェルター" label="シェルター" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="IMG_1611da.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/IMG_1611da.jpg" width="450" height="600" /> <p class="caption">我が家の黒犬。そう言えば彼女もシェルターで4ヶ月も過ごしていたのだった。NO KILLシェルターだったから良かったものの・・・。</p>


<p>5月1日から1ヶ月間、以前に紹介したことのある<a href="http://www.dogactually.net/blog/2012/02/best-friends-animal-society.html">動物保護団体のベストフレンズアニマルソサエティ</a>が中心になって、アメリカ37州の129の団体やシェルターで<a href="http://events.bestfriends.org/upcoming/backinblack" target="_blank">BACK IN BLACK</a>というキャンペーンを行っています。このキャンペーンは特に黒い犬と猫を積極的に紹介して里親を見つけようというもの。</p>



<p>どうしてこのような黒い犬猫に特化したキャンペーンが必要なのでしょうか？</p>]]>
        <![CDATA[<p>それは黒い犬や猫は他の毛色の動物に比べて、圧倒的に引き取り手が見つかりにくいからなのです。</p>

<p>ブラックドッグシンドローム、シェルターの職員達からはこんな有り難くない名前で呼ばれているその現象。</p>

<p>アメリカでも意外と知らない人が多かったり、ブラックドッグシンドロームは都市伝説だと一笑に付す人もいますが、レスキュー活動に携わっている人達は皆が口を揃えて「黒い犬は本当に残ってしまいがち」と言います。</p>

<p>ロサンゼルス動物虐待防止協会のシェルターでは、黒以外の毛色の犬は平均2週間で引き取り手が見つかるのに比べ、黒い犬は新しい家族が見つかるまで平均２ヶ月かかるそうです。NO KILLシェルターならまだいいのですが、公営の一般シェルターなどでは引き取り手が見つからないと殺処分になってしまうことも多いので、黒い犬にとってこれは由々しき問題です。</p>

<p>ではどうして黒い犬は明るい色の犬に比べて人気がないのでしょうか。理由はいくつか考えられます。</p>

<p>まず単純に、黒い犬は顔立ちや表情が見えにくいということがあります。シェルターから犬を引き取ろうと思う人のほとんどは、まずインターネットでどこのシェルターにどんな犬がいるかのリサーチから始めます。シェルターやレスキュー団体の人達はできるだけ可愛い写真を撮って掲載するよう苦心しているのですが、黒い犬というのは本当に写真に収めるのが難しい。黒い犬と暮らしている方なら容易に想像がつくと思います。インターネットの里親募集中の写真で印象に残りにくいと、やはりチャンスは少なくなってしまいます。</p>

<p>写真だけでなく実際に対面する場合も同様です。公営シェルターなどはシェルター内部が薄暗いところも多く、そういうところではこれまた黒犬にとっては不利ですね。やはり明るい色の犬にパッと目が止まりがちになりますから。</p>



<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="IMG_0242.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/IMG_0242.jpg" width="500" height="375" />
<p class="caption">こんなに表情豊かで愛嬌のある黒犬。意識の高いシェルターでは黒犬はできるだけ明るい場所に配置するなど工夫がされている。</p>


<p>また人々の単純なイメージとして「白＝善、黒＝悪」という思い込みがあると言う人もいます。確かに黒という色は犯罪や不吉なことの比喩表現として使われることがよくあります。そういうイメージから、黒い犬は怖いとか、凶暴で危険であるという事実無根の刷り込みが出来てしまっていることも考えられます。</p>


<p>英語の表現では鬱病のことをブラックドッグと呼んだりもします。元々は英国の首相ウィンストン・チャーチルが鬱病を患っていた時にモヤモヤした気分のことを「心の中の黒犬」と呼んだのが始まりだそうですが、現在も鬱病とのつきあい方を書いた本のタイトルがLiving with a Black Dogだったり、鬱病患者向けウェブサイトの名前がブラックドッグだったりする例が多く、これも実際の黒い犬にとっては辛いところです。</p>

<p>テレビや映画、小説などに登場するキャラクターのイメージもそれを助長しているところがあります。テレビや映画では表情が見えにくい黒い犬よりも白っぽい犬の方が好まれる傾向が強く、黒い犬はたいてい悪役のイメージで使われることが多いですね。</p>

<p><a href="http://www.dogactually.net/blog/2012/01/post-186.html">2月に記事にした</a>アカデミー賞受賞作の映画「アーティスト」に登場し、犬のための演技賞ゴールデンカラー賞を受賞したアギーも白いジャックラッセルテリアでした。対照的に、このゴールデンカラー賞の候補にすらあげられなかったのが「ヒューゴの不思議な発明」に出演した黒いドーベルマンのブラッキー。ブラッキーは確かに主人公の子供を追いかける役回りではありましたが、演技の素晴らしさ、愛らしさは決してアギーに引けを取るものではありませんでした。後に、ヒューゴのスコセッシ監督自らが抗議をしてゴールデンカラー賞の候補を勝ち取りましたが、この時もスコセッシ監督を始め、犬を愛する人達からは「やっぱり黒い犬は悪役で損な役回りになるんだよね。」と不平が聞こえて来たものでした。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="IMG_0957.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/IMG_0957.jpg" width="500" height="375" /><p class="caption">懐かしいアニメ「フランダースの犬」のパトラッシュも原作ではブービエ・デ・フランダースという黒い犬。アニメにする際に明るい色の犬に設定が変えられた。やはり明るい色の方が親しまれやすいからか？</p>

<p>色々な理由はありますが、実際のところ黒い犬も白い犬も私達に無条件の愛をくれることに変わりはないですし、ましてや色によって性格が荒々しかったり扱いにくかったりなどということはありません。</p>

<p>多くのシェルターやレスキュー団体では、黒い犬の譲渡率を上げるために様々な工夫をしています。明るい色のバンダナを巻いたり、カラフルなおもちゃを側に置いて可愛いキャラを演出してみたり。譲渡の際の料金を黒犬だけ割引価格にするという戦略を実行している団体もあります。</p>


<p>最初に紹介したベストフレンズアニマルソサエティ主催のキャンペーンも、黒犬達に新しい家族を見つけやすくするための活動ですし、中には黒犬だけに特化したレスキュー団体というのもあるほどです。</p>



<p>これは「アメリカでは肌の色で人間を差別することは法律で禁じられているのに、どうして黒い犬は差別されてしまうのか？」というキャンペーン動画です。ビデオの中で黒犬支援のサイトや団体がたくさん紹介されています。</p>

<div align="center">
<iframe height="315" src="http://www.youtube.com/embed/osyiC2TwPhQ" frameborder="0" width="560" allowfullscreen=""></iframe></div>

<br /><p>黒い犬への偏見がなくなり、毛色に関わらず一頭でも多くの犬に温かい家庭が見つかりますように。</p>]]>
    </content>
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    <title>仮説！犬の言語</title>
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    <published>2012-05-04T00:00:00Z</published>
    <updated>2012-05-09T16:46:16Z</updated>

    <summary> 最近、外国語をもう1つ話せたらなぁと思う病気が再発し、新しい言語の勉強を始めま...</summary>
    <author>
        <name>清水克久</name>
        
    </author>
    
        <category term="生態・行動" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="コミュニケーション" label="コミュニケーション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="地域差" label="地域差" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="言語" label="言語" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="20120502_00.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/20120502_00.jpg" width="500" height="334" />

<p>最近、外国語をもう1つ話せたらなぁと思う病気が再発し、新しい言語の勉強を始めました。人間は違う言語を主体として暮らしている人とは、あまり上手くコミュニケーションがとれず、旅行時などでも困ることが多いと思います。さて犬たちはどうなのでしょうか？　これは私が小さいときから持っていた疑問であり、ほぼ100%の人が犬の言葉を理解できないために、その証明はかなり難しいと思います。そして実際に、多くの科学者が挑んだ難題であると思われます。</p>]]>
        <![CDATA[<p>そもそも犬たちには、共通言語である標準語のようなものはあるのでしょうか？動物行動観点から考えると、どの動物においても基本的に<strong>共通する行動</strong>があり、それに付随して、実際に生活をしている<strong>環境がもたらす変化に順応</strong>するために、それぞれの地域や亜種、またはコロニーなどでも違いが生じるとされています。これは<strong>後世に自分たちの遺伝子を残すためにはごく自然</strong>なことであり、自然界の基本となる摂理の1つである「一番適応した者が生き残る！」にも当てはまると思います。しかし、このそれぞれの文化ともいうべき順応や適応が、言語の違いにまで発展するのでしょうか？　</p>

<p>人間の世界に関しては、それぞれの地域で<strong>方言</strong>としての発達を遂げており、特有の文化の根幹の1つになっていますが、同じ言語から派生しているもので<strong>全く通じないというものは少ない</strong>と思われます。但し、やはり<strong>派生してからの時間が問題</strong>で、ヨーロッパ言語の多くがラテン語を起源としていますが、単語そのものは分かっていても会話全てという訳ではありません。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="20120502_01.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/20120502_01.jpg" width="500" height="334" />

<p>これを踏まえると、犬たちがそれぞれの地域に分布し、おそらくとても長い時間が経っていることから、実際には<strong>方言もしくは別言語と発展していてもおかしくはありません。</strong>逆に、戦争の様に情報漏洩を考慮しわざわざ言語を変化させる必要性もなく、自分たちの資源を守る為の方法は決まっていることから、<strong>逆に相手と意志疎通がきちんとできた方が誤解も少ない</strong>のではないかということを踏まえると、全世界共通の言語である可能性もあります。</p>

<p>実際にはどうなのでしょうか？ 少なくとも私の経験からは、違う国で暮らしていた犬であっても、多少勝手が違うのか悩んでいる表情は見えますが、地元の犬と直ぐに仲良くできていました。これは、<strong>犬の行動学の根本的な内容が日本であってもイギリスであっても同じであること</strong>を考慮すると、地理学的に違っていても大きく共通となるものがあるという意味では納得がいきますし、<strong>コミュニケーションの多くがボディランゲージであったり匂いであったり、音以外である</strong>という要因も大きいかも知れません。しかし個人的には、このような科学的なものよりも、人間の子供たちも小さい頃にはその国の言葉を話せないにも関わらず、<strong>言葉の通じない子供同士が一緒に遊んでコミュニケーションがとれる状態に似ている</strong>気がします。そして、もしかしたら彼らが陽気で楽天的であるからというのも大きいかも知れません。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="20120502_02.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/20120502_02.jpg" width="500" height="334" />

<p>これらを踏まえると、結果、彼らには人間の言葉そのものとは違った<strong>共通の言語があるのではないか</strong>という答えにたどり着きました！または、彼らは<strong>非常に高度なコミュニケーション能力を持っており、直ぐに協調</strong>してしまうのではないかと言うことも考えられました。そしてきっと、この後者の能力があるからこそ、全く違った種である人間と共に暮らすことができ、奇跡とも言うべき関係が築けているのだと思いました<strong>。</strong></p>

<p><strong>コミュニケーションとは、一方通行ではありません。</strong>お互いに意思疎通ができてからこそ、成り立つものです。そして、生活していく上では必須となるもので、お互いを尊重し、それぞれが理解し合うことが必要となると思います。人間は、犬たちをどこまで理解し、尊重しているのでしょうか？きっと彼らは、いつでも私たちにお得意のボディランゲージとクリクリの真ん丸の目で何かを訴えかけています。それらをそれぞれが、<strong>沢山の愛情を持って理解しようと努力すれば、答えは伝わるはず</strong>です。そして、それが<strong>「犬が笑顔」になる幸せへの時間</strong>のきっかけになると思います。童心に戻って、感じてみてください！</p>]]>
    </content>
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    <title>保護犬スナッピー一世(2)</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dogactually.net/blog/2012/05/2-7.html" />
    <id>tag:www.dogactually.net,2012:/blog//2.7393</id>

    <published>2012-05-03T00:00:00Z</published>
    <updated>2012-05-08T22:30:20Z</updated>

    <summary> （承前）残念ながら、家の近所には、スタンダードダックスフントは一匹も飼われてい...</summary>
    <author>
        <name>史嶋桂</name>
        
    </author>
    
        <category term="暮らし・日常" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="犬種" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[<p><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="free_dachshunt_com.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/05/free_dachshunt_com.jpg" width="500" height="335" /></p>
<p>（承前）残念ながら、家の近所には、スタンダードダックスフントは一匹も飼われていなかったので、祖父が探していたスナッピー一世の御婿さんはなかなか見つからなかった。祖父は「愛犬の友」にダックスフントの交配相手募集の広告をだしたが、そちらの方もめぼしい反応はなかった。そのくらい当時のダックスフントというのは珍しい犬だったのだと思う。&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>いずれにしてもスナッピー一世は、近所でも評判の良い犬になって行った。それは当時まだ珍しかったダックスフントと言う胴長短足のユーモラスな姿と、スナッピー一世の礼儀正しい態度によるものだった。</p>
<p>スナッピー一世は、傷痍軍人で脚が不自由な祖父を気遣い、杖をついてゆっくり歩く祖父に歩調を合わせて歩くのがうまかったし、祖父が疲れて休む時や用足しをする時は、自主的に黙って座って待つこともできた。</p>
<p>やがて彼女は、徐々に日本語で話すよその人たちにも慣れ始めた。家人だけでなく、よその人にもフレンドリーに尻尾を振り、祖父や僕の前なら彼女が知らない人でも、おとなしく撫でさせるような犬になっていった。</p>
<p>ただし彼女が気を許すのは、祖父と家人が親しげに振る舞う相手に限られていた。<br />&nbsp;<br />スナッピー一世が家に来てから、他の保護犬たちも何度か入れ替わったが、大半は相変わらずごつくて無愛想な大型犬ばかりだった。米軍基地で置き去りにされた軍用犬訓練の入ったジャーマン・シェパードやボクサー、ドーベルマンと言った犬たちは、むやみに通行人に吠えかかりこそしなかったものの、なにかのきっかけで火がついたように吠える事があった。そのせいで、犬が嫌いな人は、遠回りになっても絶対家の前を通らなかったし、自分の犬を連れて散歩で通る飼い主さえ、家の前の道は反対側の端を急ぎ足で通るようなありさまだった。<br />&nbsp;<br />軍用犬出身の犬はそう言う通行人を、生垣や塀の隙間から無言で見守った。でもその御蔭で、当時は当たり前のようにあった押し売りも怪しげな宗教勧誘も我が家には無縁だった。<br />&nbsp;<br />祖父は宗教勧誘や何かの売り込みが玄関にくると、塀越しに相手にこう呼びかけた。<br />&nbsp;<br />「年寄りで脚が悪いので、すまないが木戸を開けて縁側に回ってくれんか。そこで話を聞くから」<br />&nbsp;<br />これを聞いた押し売りなどは、しめたと思った事だろう。<br />&nbsp;<br />ちなみに僕の実家は、祖父が建てた昭和初期の数寄屋造りに商談用の応接間を継ぎ足したような造りで東京大空襲にも焼けなかった古い家だった。その外観は「となりのトトロ」に出て来た「さつきとメイの家」を想像してもらえばだいたいあっていると思う。違うのは風呂が五右衛門風呂だったことと、応接室が一階だったことくらいだった。<br />&nbsp;<br />実家の縁側にはガラスの引き戸と雨戸があり、玄関も内鍵だけだったので、現実問題として、外から施錠して出かける事が事実上できない家だった。つまり我が家の防犯は、一重に屋内外を闊歩していた犬たちによって守られていたわけだ。<br />&nbsp;<br />祖父が普段座っている茶の間と縁側の前には五月躑躅のある築山があり、庭には御影石の飛び石があった。その庭にはスナッピー一世とともに、複数の大型犬が放し飼いになっていた。<br />&nbsp;<br />スナッピー一世が来る前は、宗教勧誘の人等が木戸を開けて庭に入ってくると、チャッチャッチャと言う三拍子のような爪音を立てて飛び石を渡ってくる、庭担当の大型犬に出迎えられる事になった。犬は家人の命令が無ければ、ごつい顔で黙って来客を見つめるだけだったが、たいていの人はそこでビビってしまい「また来ます...」と言って帰ってしまうのだった。<br />&nbsp;<br />祖父は良く「犬は人間の正邪を見分けるから、邪な気持ちを持った人間は犬たちを超えて入って来られない。犬を超えて入って来た人間なら話を聞くに足る」と言っていた。<br />ちなみに家にくる宗教関係者で犬を超えてきたのは、祖母の義兄の日蓮宗のお上人だけだった。ただしその人は犬たちから見れば身内も同然の人だったので、彼の宗教観が犬たちに認められていたかどうかまでは僕には分からない。<br />&nbsp;<br />いずれにしても、大型犬たちは、襲撃訓練が入っていたので、祖父か僕の命令がなければ、よその人や犬にむやみに襲いかかる心配はなかった。意外に思われるかも知れないが、危険な犬というのはろくに訓練が入っていない、甘やかされて飼われてきた犬、欲求不満で社会性の無い犬なのだ。人間と犬に社会化され、群れで暮らす事に慣れ、きちんと襲撃訓練の入った犬は、命令がない限り、滅多な事では他人や他の犬を襲ったりはしないものなのだ。</p>
<p>しかしスナッピー一世はもっと徹底していた。彼女は、祖父を始めとする家人が歓迎しない人間が庭に入ってくると、とたんに遠吠えを始めて他の犬を呼び寄せたのだ。<br />&nbsp;<br />短い足で器用に飛び石の上で、木馬か何かの様に跳ねながら吠えるスナッピー一世の遠吠えは、意外なほど良く通り、庭やガレージ、裏庭など、家のあちこちで昼寝をしていた大型犬たちが、三々五々集まってきた。<br />&nbsp;<br />小さなスナッピー一世が自分の数倍は背の高い大型犬を呼び寄せる様子は、なんだか喜劇じみていて、毎回家人の失笑を呼んだが、よからぬ思惑をもった客にとっては、前後左右から大型犬に詰められるのだから、冷や汗ものだったろう。<br />&nbsp;<br />スナッピー一世はそんな風に、祖父の気分の代弁者でもあり、有能な番犬でもあったのだ。 <br />（つづく）</p>
<p><a href="http://www.dogactually.net/blog/2012/03/post-195.html">保護犬スナッピー一世(1)</a><br />&nbsp;</p>]]>
    </content>
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    <title>犬を見れば飼い主がわかる？</title>
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    <published>2012-05-02T01:45:00Z</published>
    <updated>2012-05-02T01:53:05Z</updated>

    <summary> [photo from The Telegraph] コーギーの愛犬家として知...</summary>
    <author>
        <name>The dog actually Times</name>
        
    </author>
    
        <category term="ニュース・イベント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="性格" label="性格" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="犬種" label="犬種" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[
<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="queen.bmp" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/queen.bmp" width="460" height="327" />
<p class="caption">[photo from <a href="http://www.telegraph.co.uk/family/pets/9215802/Intelligent-or-unstable-what-your-dog-says-about-you.html" target="_blank">The Telegraph</a>]<br />
コーギーの愛犬家として知られるエリザベス女王</p>

<p>よく、飼い主と犬は顔が似るといわれますよね。みなさんの周りにも思い当たる飼い主さん＆愛犬がいるのではないでしょうか。これまでに、この "飼い主と犬とは本当に顔が似ている"現象が本当かどうかについての調査が行われ、"似る傾向がある"という結果が発表されています。しかしどうやら似る傾向があるのは見た目だけではなく、愛犬の犬種により飼い主の性格にもそれぞれ傾向があることが、英国バーススパ大学の心理学者らによって示されました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>研究者らは1,000人の犬の飼い主を含む2,000人を対象に、性格検査をするための主要5因子（Big Five personality traits）についてアンケート調査を行いました。科学的な根拠に基づく性格理論により「外向性（Extraversion）」「協調性（Agreeableness）」「良識性（良心性・Conscientiousness）」「情緒安定性（Emotional stability）」「知的好奇心（開放性/知性・Openness/Intelligence）」という主要5因子をはかることで、人の基本的な性格の特徴が把握できるといわれているものです。その結果、飼っている犬種によって飼い主の性格に特徴的な傾向があることが明らかになったそうです。</p>

<p>たとえば、エリザベス女王の愛犬でもあるコーギーの飼い主は最も外向性が高い結果となり、ビーグルやフォックスハウンドなどのハウンド系犬種の飼い主では、穏やかで一貫性のある高い情緒安定性を示したそうです。また、ラブラドールやスパニエル系犬種の飼い主は協調性や良識性が高く、親しみやすい人柄、チワワやポメラニアンなどのトイグループの犬種は飼い主の知的好奇心が最も高く、開放的で創造的な傾向にあるそうです。グレート・デーンやセント・バーナードなどのワーキングドッグ系犬種の飼い主では、協調性と知的好奇心の値が平均値よりも高いことが分かりました。</p>

<p>このように、それぞれの犬種によって飼い主の性格の特徴に傾向が生じる主な理由として、自らが意識しなくとも潜在的に自分と似通った何かを犬の中に探し、それに惹かれて犬種を選ぶためであろうと研究者はいっています。また、犬とのパートナーシップは人のライフスタイルと犬種の特性とがマッチする必要があり、それはまるで人が人のパートナーを探すことと似ているともいっています。研究者らはこれらの結果をもとにアンケートを作成し、それを人と犬の適切なマッチングのために利用することで、飼育放棄される犬を減らしていくことに役立てていこうとしているそうです。</p>

<p>犬種それぞれに特性があるように、どのような特性を好むのかは人によって異なりますから、愛犬の種類によって人の性格の傾向も出てくるという今回の調査結果は、当然のことともいえるでしょう。ある意味、犬は人を映す鏡であり、また逆に、人は犬を映す鏡でもあるといえるのかもしれませんよね。</p>

<p>（satoko）</p>

<p>【参考サイト】<br />・<a href="http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2132374/Dog-owners-pick-dogs-act-like-say-researchers.html" target="_blank">Mail Online<br /></a>
・<a href="http://www.telegraph.co.uk/family/pets/9215802/Intelligent-or-unstable-what-your-dog-says-about-you.html" target="_blank">The Telegraph</a></p>]]>
    </content>
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    <title>嗅覚を使ったゲームを愛犬に！～屋外編（2）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dogactually.net/blog/2012/05/2-5.html" />
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    <published>2012-05-01T01:40:00Z</published>
    <updated>2012-05-07T01:01:45Z</updated>

    <summary> 犬が持つ優れた嗅覚を使って楽しめるゲーム。前回の『足跡セントゲーム（トラッキン...</summary>
    <author>
        <name>尾形聡子</name>
        
    </author>
    
        <category term="しつけ・トレーニング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ゲーム" label="ゲーム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="トレイリング" label="トレイリング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="嗅覚" label="嗅覚" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[
<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-1.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-1.JPG" width="500" height="333" />
<p>犬が持つ優れた嗅覚を使って楽しめるゲーム。前回の『<a href="http://www.dogactually.net/blog/2012/04/1-7.html">足跡セントゲーム（トラッキング）</a>』につづいて、今回は『エアセントゲーム（トレイリング）』をご紹介します。</p>]]>
        <![CDATA[<p><strong>エアセントゲーム（トレイリング）</strong></p>

<p>エアセントゲームは、空気中に漂う匂いをキャッチして、匂いの元となる隠されたターゲットを探し出すゲームです。足跡セントゲームが2次元の匂いを追うものとすると、エアセントゲームは3次元の匂いを追う、というイメージです。こちらのゲームもレベルが6段階に分かれていますが（最後に各レベルと内容を紹介します）、近藤さんの生徒さんとモーちゃんが挑戦したのは、中級コースの『10メートルほど離れた場所に置かれた、高さのある場所＆地面埋めて隠したターゲットを見つけたら、"ここにターゲットが隠されている"と示す』でした。</p>

<p>「ターゲットをある程度の高さがあるところに置いた時、ターゲットから発せられる匂いの流れ方や広がり方はドライアイスの煙をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。2次元から3次元になるので、地面に置くよりも難易度は高くなります。」</p>
<p>と近藤さん。匂いは目に見えないだけに、普段どのように匂いが流れているのかということを気に留めていなかった私には、何もかもが新鮮な驚きでした。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-2.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-2.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">犬を静かに待たせている間に、こんな風にして高さのあるところにもターゲットをいくつか置いていきます。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-13.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-13.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">土をちょっとつまんで上から落として風向きをチェックしています。</p>

<p>「風向きを知ることで、ターゲットの匂いがどちらに流れているのかを知ることができます。ターゲットから流れてくる匂いの風下にいる場合にはそのターゲットを見つけやすくなりますし、逆に、追い風ならば匂いは自分の方に流れてきにくいので、ターゲットを見つけるのが難しくなります。それを確認して、愛犬のレベルに合わせてスタートポジションを決め、どのような順番で犬が探していくか考えてからゲームを開始します。」</p>


<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-3.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-3.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">隠したターゲットは4つ。全て隠し終えて風向きをチェックしたら、アイコンタクトを取ってからゲームスタート！その時に、探せの合図である言葉"サーチ"というコマンドと同時に、ターゲットを探す方向を手でさし示します。</p>


<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-4.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-4.JPG" width="500" height="333" /><p class="caption">一つ見つけたら次のターゲットを探す指示を出すために、一回一回スタート地点でのようなアイコンタクトを取ります。そして "サーチ"のコマンドと同時に探す方向を手でさし示していきます。</p>

<p>「どうしていいのか迷っているような時には、まず待って、犬としっかりアイコンタクトを取るようにします。アイコンタクトが取れたら、探す方向を手で示してヒントをあげるようにします。そうすることで、犬はあたふたと勝手に探し回ることなく、飼い主さんが手をさし示した方向にターゲットがあるということを学んでいくようになります。最初は目で探していてもいいのですが、ターゲットを隠すようになっていくと、徐々に目ではなく鼻を使って探していくようになっていくんです。」</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-5.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-5.JPG" width="500" height="333" />
<p class="caption">モーちゃん、ターゲット発見！</p>


<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-6.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-6.JPG" width="500" height="334" /><p class="caption">地面に隠したターゲットも発見！</p>


<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-7.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-7.JPG" width="500" height="334" /><p class="caption">口にくわえて"発見しました！"と飼い主さんに示しているモーちゃん。</p>

<p>「おやつの匂いは殆どもれていないので、ターゲットそのものを探すことがゲームの目的になっています。中に入れてあるおやつは、見つけた時のご褒美に使ってもらってかまいませんが、もちろん、中に何も入れなくてもターゲットとして使えます。最初はターゲットの中におやつが入っていることが探すモチベーションに繋がりますが、トラッキングの時と同様に、徐々におやつよりも匂いを辿って嗅ぐことそのものが楽しいと感じるように変化していく犬たちが多いですよ。」</p>

<p>モーちゃんの華麗なるエアセントゲームを見せてもらった後、今、近藤さんが一時預かりをしているという Nu ちゃんに、前回紹介しました『足跡セントゲーム』に挑戦してもらうことに。Nu ちゃんはそれまで全くセントゲームをしたことがなく、その日が初挑戦でした。</p>

<p>「このようなゲームを全く教えたことが無い犬はどんな反応をするか？というのも折角なので見てもらいましょう。ただ、見つける対象となるターゲットだけは家で教えてきました。フィルムケースの中におやつが入っているよ、ということだけはNuは知っています。」</p>


<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-9.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-9.JPG" width="500" height="334" /><p class="caption">アイコンタクトバッチリの Nu ちゃん。ただ、何をするのかを理解していないため、このあとに指し示した手にだけ注目し、伏せをしてみたり、手を鼻でツンツンしてみたりと、おやつ欲しさに当てずっぽうに行動している中で、ふと、傍にあるターゲットに気づいて近づいていきました。1回目は完全に目で探し当てたものの、見事発見！</p>


<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-10.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-10.JPG" width="500" height="334" /><p class="caption">2回目は、足跡の上にはおやつの入ったフィルムケースを。Nu ちゃんを落ちつかせるためにも、そしてターゲットを示すことを教えるためにも、ターゲットを見つけた後に伏せをするように促しているところ。最初のうちは鼻を使っていなくても、ターゲットを簡単に見つけられるようにして、成功体験から良いイメージを与えていくことが大切だそうです。</p>


<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="2-11.JPG" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/2-11.JPG" width="500" height="340" /><p class="caption">Nu ちゃん、ゲームの途中、足跡のライン上をスンスンと嗅ぎながら辿る瞬間も。これを繰り返していくと、ラインを辿ることでターゲットを発見できると徐々に理解していくそうです。一度要領をつかめば上達も早く、大体の犬が距離を伸ばしていっても難なく足跡を辿っていけるようになるとのことです。初挑戦の Nu ちゃんでしたが、犬に備わっている"匂いを嗅ぎたい"という本能を垣間見たのでした。</p>

<p>真剣にこのゲームをした後には、犬たちは疲れてグッスリよく眠るとモーちゃん＆ピコちゃんの飼い主さんはいいます。確かに見ていて、相当な集中力が必要とされるゲームだと思いました。</p>
<p>「このゲームは、犬種・年齢問わずどの犬にも向いていますし、自分と愛犬だけで楽しめる遊びです。高齢になったり病気になったりして運動をセーブしなくてはならないけれど、犬自身は運動をしたいという意欲がある時などは、このゲームは欲求を発散させるのに適した遊びだと思います。狭い範囲であっても屋外でこれらのゲームをすると、より多くの刺激や匂いの中から特定の匂いを探し出す必要があるため、集中力を要し、真剣に頭を使います。なので、エネルギーを消費できるんですよ。外で遊ぶときには、ある程度の風をさえぎってくれる木立があり、土の地面に枯葉などが落ちていて適度に湿気を含んでいる地面だと匂いが長く残るので、犬たちからしてみればトラッキングしやすい環境といえます。逆をいえば、アスファルトなどは匂いが残りづらく難易度が高くなりますし、また、風の強い河川敷などの場所でも難しくなりますね。」</p>

<p>家の中では宝探しのようにしてこのような遊びをしている方も多いようなのですが、それをもっと掘り下げたり、場所を外に移したりしてする方々は少ないそうです。</p>
<p>「"ウチの子は興味が無いから"とおっしゃる方もいるのですが、日頃、飼い主さんとコミュニケーションが問題なく取れる関係であれば興味を持たせることは簡単で、すぐに取り組めると思います。犬自身が鼻の使い方のコツを掴めば、犬たちは自ら効率の良い鼻の使い方を見出すと同時に上達し、好む遊びとなります。どの犬も備えている嗅覚という才能を活かせるように、飼い主さんが上手に導きながら一緒に取り組めば、遊び方のバリエーションが増えて、楽しさや喜びをより感じる犬たちが増えていくと思っています。同時にしっかりとルールを理解させ守らせることで、良い関係作りにも役立つと思います。」</p>
<p>モーちゃん、ピコちゃん、Nu ちゃんと、みな過剰に興奮することも無く、でも、とても楽しそうに真剣に匂いを嗅いでゲームをしている姿、そして充足した表情もとても印象的でした。いつか私も、我が家の犬たちとやってみたいものです・・・という想いを近藤さんにお話ししたところ、屋外だけなく家の中でも充分に楽しめるゲームがあるというではありませんか！せっかくのこの機会、屋外でのセントゲームよりも更に気軽に楽しめる、家の中でできるセントゲームを教えていただくことに！！次回、家の中でのセントゲームのレポートを我が家の犬と共にお伝えしたいと思います。</p>
<p>＊＊＊</p>
<p><strong>【エアセントゲームの各レベル】</strong></p>
<p><strong>レベル1：</strong>1～2メートル離れた場所に置かれた4つのターゲット（またやおやつ）を見つける<br />
<strong>レベル2：</strong>3メートル離れた場所に隠したターゲットを見つけたあと、飼い主の「どこ？（show me）」の合図でターゲットの位置を示す<br />
<strong>レベル3：</strong>3〜5メートル離れた、高さのある場所に隠したターゲットを見つけて示す<br />
<strong>レベル4：</strong>5〜10メートル離れた、高さのある場所＆土の上に隠したターゲットを見つけて示す（※モーちゃんはこのレベルを披露してくれました）<br />
<strong>レベル5：</strong>ある一定の範囲内（直径10mの円の範囲内）に隠された4つのターゲットを、飼い主が指示した順序で見つけて示す<br />
<strong>レベル6：</strong>あえてターゲットを置いていない方向を指示すること交え、ある一定の範囲内（直径10mの円の範囲内）に隠された4つのターゲットを、飼い主が指示した順序で見つけて示す</p>]]>
    </content>
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    <title>パピーミルの繁殖犬たちが受ける精神的ダメージ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dogactually.net/blog/2012/04/post-221.html" />
    <id>tag:www.dogactually.net,2012:/blog//2.7387</id>

    <published>2012-04-26T01:20:00Z</published>
    <updated>2012-04-26T01:25:34Z</updated>

    <summary> [photo by Dancing Dog Blog] 子犬たちを量産する場所...</summary>
    <author>
        <name>The dog actually Times</name>
        
    </author>
    
        <category term="ニュース・イベント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="パピーミル" label="パピーミル" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="繁殖" label="繁殖" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dogactually.net/blog/">
        <![CDATA[
<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="4567880791_f871ce08f5.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/4567880791_f871ce08f5.jpg" width="500" height="375" />
<p class="caption">[photo by <a href="http://www.flickr.com/photos/30204883@N07/" target="_blank">Dancing Dog Blog</a>]</p>
<p>子犬たちを量産する場所、パピーミル。商業的大規模繁殖工場から大量の子犬が作り出される裏には、子犬を作り出す役目を強制的に負わされている繁殖犬たちが必ず存在しています。パピーミルの劣悪な環境下で、機械のように働かされているともいえる繁殖犬たちの精神状態が良いはずもないことは、みなさんも想像に難くないことと思います。このたび、アメリカのパピーミルで過去に繁殖犬として働かされていた経験を持つ犬たちのメンタルヘルスについて調査した研究が、『<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0168159111003005" target="_blank">Journal of Applied Animal Behaviour Science</a>』に発表されました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>調査を行ったのは、動物のメンタルヘルスや福祉に造詣の深い Franklin McMillan 博士と、C-barq という犬の行動解析システムを開発した、アメリカはペンシルバニア大学の James Serpell 博士らのグループです（ Franklin McMillan 博士は、ガニング亜紀さんが紹介していました『<a href="http://www.dogactually.net/blog/2012/02/best-friends-animal-society.html">ベストフレンズアニマルソサイエティ</a>』所属の獣医師です。また、日本の C-barq について、詳しくは過去記事『<a href="http://www.dogactually.net/blog/2010/12/c-barq.html">C-barq で愛犬の特性を評価してみませんか？</a>』をご覧ください）。彼らは、以前パピーミルで繁殖犬として使われていた犬たち1169頭（新しい家庭に受け入れられてからの経過年数は平均2年）と、パピーミルの経験が全くない家庭犬332頭とで、精神的かつ行動的な特徴を比較しました。</p>
<p>過去に商業的繁殖犬としての経験のある犬は、そうでない犬に比べると、対人や対犬、見つめられることや触られることへの恐怖心（Fear）がとりわけ高いことが明らかにされました。また、トイレの粗相や常同行動のスコアも高く、逆に、訓練性や活性、他の動物への攻撃性がより低くなっていることが示されました。</p>
<p>これらの結果を受けて、研究者らはスコアの差の原因について2つのことが考えられると話しています。ひとつには、『ストレスによって誘発される精神病理学』としており、たとえば、狭いスペースに押し込められることによる空間的な制限やずさんな温度管理、人との酷い関係性、嫌な刺激に対する露出を避けたり制限したりすることができないといったストレス要因に対する行動反応として見られるものです。</p>
<p>そしてもうひとつ、パピーミルの犬に観察される行動異常の原因として、生後数ヶ月の間に必要とされる社会化が不十分であることを挙げています。つまり、パピーミルで生まれた子犬がそのまま繁殖犬となる場合には、社会化に必要な環境にほとんど触れることなく、小さな檻の中で発達期の大切な時期を過ごすことになるからだといっています。</p>
<p>パピーミルで長年過ごすことを強いられる犬たちが受け続ける精神的なダメージが酷いものだ、というこれらの結果について、読者のみなさんであれば改めて驚くようなものではないかと思います。もちろん、悲惨な状況を見て知ることも、話を聞いたり文章を読んだりして知ることもできますが、このように、数字として科学的な根拠をもって示していくことも非常に大切だと思います。商業的繁殖犬としての経験を持つ犬たちの精神的な健康状態は、アメリカでも日本でも大差は無いはずです。犬たちの福祉、心と身体の健康がしっかりと守られていく社会にするためにも、このような調査研究が積み重ねられていくことで、少しでも早く社会に反映される日が訪れることを願っています。</p>
<p>（satoko）</p>
<p>【参考サイト】<br />・<a href="http://speakingforspot.com/blog/2012/04/15/puppy-mill-breeding-dogs-proof-of-the-psychological-price-they-pay/" target="_blank">Speaking for Spot</a></p>]]>
    </content>
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    <title>2012年のクラフト展審査・賛否両論について</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dogactually.net/blog/2012/04/-fcibbc.html" />
    <id>tag:www.dogactually.net,2012:/blog//2.7389</id>

    <published>2012-04-25T05:30:00Z</published>
    <updated>2012-04-25T05:44:31Z</updated>

    <summary> 暑くなるとオーバーヒートですぐにバテてしまうのは、ブルドッグのような短吻種の宿...</summary>
    <author>
        <name>藤田りか子</name>
        
    </author>
    
        <category term="世界の犬事情" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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        <![CDATA[<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="CA-Bulldog.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/CA-Bulldog.jpg" width="500" height="691" /> <p class="caption">暑くなるとオーバーヒートですぐにバテてしまうのは、ブルドッグのような短吻種の宿命。しかし、これを単に宿命として笑って済ませていいもの？こんな風な姿形に犬を変えてしまったのは、今に至るまでのショードッグ世界における極端な見かけ嗜好のためではないか。今こそ、ショードッグの概念とブリーディング戦略を変えるべき！</p>

<p>前々回の記事、<a href="http://www.dogactually.net/blog/2012/03/post-208.html">クラフト展、不健康犬種ベストインブリード-失格</a>の続きだ。</p>

<p>今年のクラフト展の採った々的な審査革命に対して、不満を申し立てるがごとく、5,000人の支持者によるフェースブックのグループ（<a style="text-align: left; color: rgb(25, 133, 157); line-height: 24px; font-family: ;" href="https://www.facebook.com/#!/groups/346236658750734/" target="_blank" 14px;?="" Roman?;="" times="" new="">出陳者の声と権利</a>）が立ち上げられ、そこからショー終了後、数日後にケーナイン同盟なるものが形成されたのは前述したとおりである。その同盟の使命とは</p>
<p><ul><li>「あらゆる純血犬種の健全性を守り、それを支持すること」</li><li>「責任感あるブリーディング倫理を支持すること」</li><li>「全ての犬へのヘルスチェック（健康度検査）を促進すること」</li><li>「差別や偏見なしに純血種が展覧会に参加できること」</li></ul><p></p>

<p>おやおや、これではイギリス・ケネルクラブ（以下KC）が目指さんとしていることと、まるで同じではないか。第一使命は、純血種の健全性を守る、と謳っている。これなら、クラフト展における獣医師による最終チェックについて不満をもたらす必要などかろうに、と思われるだろう。</p>

<p>もっとも、同盟を支持する一部の人々によると、</p><p>「KCのやり方には失望。悲しい。これは、審査員に対して、そしてブリーダーに対しての屈辱でもある！」<br />「獣医のチェックは排除すべきです！」</p><p>...一部の意見とはいえ、実をいうと、犬の健康度よりも、どうもこちらの方がより深刻なスローガンでもありそうなのだ。失格となったクランバー・スパニエルのオーナーは最後にこう言い放ったものだ。</p><p>「もう2度と、クラフトなんかに参加しないわよ！」</p>

<p>同じく失格となったパグのオーナーは</p><p>「ショーに犬を出すのは私の趣味だったのよ。今や、この趣味は悪夢に変えられてしまったわ...。もういい加減にして欲しい！」</p><p>さらに、</p><p>「まるで人種差別と同じ。どうして、ハイ・プロファイル犬種（＝極端な見かけによる健康侵害度要チェック犬種）だけ健康チェックを受けなければならないの？こんなことなら、すべての犬種のベスト・オブ・ブリードは獣医による診断を受けるべき！」</p><p>というのは、KCを批判する人々からもっともよく聞かれるコメントだ。</p>

<p>これを受けて、今回のKCの判断を支持する人々は、</p><p>「ケーナイン・同盟だなんて、言っておきながら、犬のためでもなんでもないじゃないか。『出陳者の権利を守るための同盟』と改名したほうがよさそうだね。所詮は、人間のエゴとステータスを守るための集まりにすぎないのさ」</p><p>と批判をする。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="CA_Catch.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/CA_Catch.jpg" width="500" height="397" />

<p class="caption"><b>Fit for Function, Fit for Life</b>!というのは、KCによって掲げられた純血犬種に対する彼らの使命を示すキャッチ、「機能的、健康的な犬を！」</p>

]]>
        <![CDATA[<p>驚いたのは、スウェーデンのケネルクラブ関係者の間における反応であった。彼らこそ世界にさきがけ、FCIに提案する形で、「極端な外見が助長されやすい要注意犬種」のリストを作った張本人。そのリストには、当然ブルドッグ、パグ、ペキニーズなどが含まれている。KCがハイ・プロファイル犬種と名を打って<a href="http://www.dogactually.net/blog/2012/03/post-208.html">15種</a>を挙げたが、そんなものではない。スウェーデンではおよ40種以上を対象にしていた。それも、BBCでイギリス・ケネルクラブが叩かれる前に行っていた。これより北欧の純血犬種とドッグショーに対する真面目な取り組みは、一層理解ができるというものだ。 だからこそ、クラフト展の採った今回大々的な審査革命に、諸手をを挙げての歓迎をしているのかと思いきや...！</p>

<p>...なんと、ケーナイン同盟に同調をする形で、KCを批判していた。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="CA-Mops.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/CA-Mops.jpg" width="500" height="582" />

<p>「極端な外見が助長されやすい要注意犬種」リストを作成しているスウェーデンケネルクラブのプロジェクト・リーダーであるヨーラン・ボデゴード氏（獣医博士でもあり、FCI全犬種審査員）によると、ドッグショーの審査はあくまでも審査員の腕に任せるべきだという。だからこそ、スウェーデンケネルクラブは、要注意犬種リストを作った。これは、犬種名を連ねた単なるリストではなく、審査員を教育するためのガイドブック。これを見ることによって、ある犬種においてどんなリスクが今、リングの中で繰り広げられているのか、知識を得ることができる。その知識を元に、審査をして欲しい。</p><p>確かに、獣医師ではなければわからない、健康度の診断というものがあるだろう。しかし、ブルドッグ、パグ、そしてフレンチブルドッグが抱えているような呼吸器の障害などは、「審査員に何をみるべきか教育さえ施せば」、絶対にリングで成就できるものだと、ボデゴード氏は述べている。実際に、スウェーデンケネルクラブは、その審査員教育のためについ最近DVDまで作成した。KCが行ったような、獣医師を巻き込んでの最終審査は、まずジャッジに対する不信感を犬愛好家の間に作り上げてしまう。</p><p>コンセンサスを重んじる点は、北欧らしい態度ともいえるだろう。ケネルクラブを敵にまわしたり、良き意図を持つブリーダー、経験豊かなブリーダー、そして審査員らの間に信頼感を壊してしまうような溝ができれば、反発感を招き、延いては反対派が生まれる。そこで協調関係が崩れる。しかし純血犬種の繁殖とは、みんなが力をあわせて作り上げる世界だと、氏は信じている。反対派ができると、独立したクラブが勝手にできあがり、同時に犬種愛好家の間でクラブが仲間割れ。いい加減に狭い純血犬種の遺伝子プールをさらに狭めてしまうことにもなりかねない。さらに純血種の帳簿というものは、統一されたシステムの中できちんと記録され続けなければならない。その中でこそ、健康度の統計ですら、推し量れるというものだ。</p><p>結局、犬種のサバイバルのためには、愛好家の世界が割れてはいけないということにつきる。犬が好きなのは、みな同じ。その間で敵をつくるような行為をしてどうする？なんとかみんなが同意できるようなルールを築きあげることで、より犬たちの健康と将来が保障されるというものだ。対立するのではなく、協調をすること！</p><p>さて、クラフト展から一ヶ月以上たった今、ケーナイン同盟とKCの間でなんとか互いに歩み寄れるよう、ミーティングが開催されている。この先、どう発展してゆくのか？また折があれば、ブログの中で報告したい。</p>]]>
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    <title>EUの指令とドイツの動物保護法改正</title>
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    <published>2012-04-24T01:30:00Z</published>
    <updated>2012-04-24T10:34:43Z</updated>

    <summary>今年は、日本の動物愛護管理法の5年ごとの改正に当たる年である。昨年末に行われたパ...</summary>
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        <name>京子アルシャー</name>
        
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        <![CDATA[<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="240412_EUTierversuch1.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/240412_EUTierversuch1.jpg" width="500" height="753" /><p>今年は、日本の動物愛護管理法の5年ごとの改正に当たる年である。昨年末に行われたパブリックコメントも含め、その改正に向かってさまざまな検討が行われたことは記憶に新しい。</p>

<p>実はドイツでも、今年は動物保護法の改正を予定している。しかし日本のような「○年ごと」を目安にした法改正ではなく、ドイツは欧州連合（EU）加盟国として、EU加盟国に制定されている「指令」を自国の法律に反映させなければならないのである。EUの指令は、欧州委員会や欧州連合理事会、欧州議会によって策定されるEUの目指す目的、言い換えればEU加盟国が向かって行くべき方向性に沿った原則と方針を示したもの。</p>

<p>EU加盟国がEUの指令をそれぞれの国の法に反映させなければ、EU圏内の足並みも揃わない。足並みが揃わなければ、連合としての意味合いが乏しくなってしまう。だからこの指令に掲げられる項目と課題にはそれぞれ期限を課し、ちゃんと各国の法に反映されるよう尻を叩いている。</p>]]>
        <![CDATA[<p>2010年10月に交付された指令<a href="http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2010:276:0033:0079:En:PDF" target="_blnk">「科学目的に使用される動物の保護に関する 2010 年 9月22日の欧州議会及び理事会指令 2010/63/EU」</a>では実験動物の保護の強化がEUの方針として掲げられ、これを受けた各国は指令に沿った法律を2013年には適用しれなければならない。つまり、ドイツもEU加盟国として今年（2012年）末までに実験動物の保護に関する法の改正をせねばならないわけで、ややこしい前置きが付いてしまったが、それが今回の法改正の理由である。</p>

<p>実験動物の保護に関する法律は、ネズミやウサギから牛、羊、サル、鳥、魚に至るまで動物実験に使われるすべての動物種を対象としているが、ここでは特に犬についてお話をしよう。</p>

<p>実験動物としての犬、ちょっと日本では馴染みがない響きかもしれない。しかし、実験に使われる犬といえばビーグル、これくらいの話は聞いたことがあるだろう。日本では数年前まで、保健所に収容された犬たちが殺処分の代わりに、大学や医薬品メーカーなどに教育あるいは医療技術や新薬の開発目的のために譲渡されていた。現在では保健所からの譲渡はほぼなくなったものの、それでもなおかつ多くのビーグル犬たちが実験動物として研究機関で飼われ、一般家庭で飼われている犬たちとは全く異なる過酷な状況に日々置かれている。同じ「犬」として生まれてくるにもかかわらず、だ。</p>

<p>EUではいかなる動物実験を行う際にも、必ず実験動物の3R（代替法、数の削減、苦痛の削減）をクリアしているか、例えそれがネズミ1匹の実験だったとしても、動物実験委員の監査を受け、許可を得なければならない。日本には、残念ながらこういったプロセスはない。</p>

<p>実験に供される動物の姿を見れば、誰しも痛々しさを感じるはず。その現状を知っているいないにかかわらず、あるいは私たちの気づかないところで、私たちの生活を支えてくれている実験動物に対し、感謝の念を持ってもう少し人道的な扱いをしてやれないかと思うのは、人として健全な発想であると思う。そしてそれを社会が受け入れ、人間中心になりすぎず（また犬を擬人化しすぎず）、そして犬の「犬」としての生活条件を確保してやることは、本当の意味での「人と犬との共存」に繋がる。これが当面の犬に対するEUでの方向性だ。</p>

<img style="margin: 0px auto 20px; text-align: center; display: block;" class="mt-image-center" alt="240412_EUTierversuch2.jpg" src="http://www.dogactually.net/blog/photo/2012/04/240412_EUTierversuch2.jpg" width="500" height="332" />

<p>では、ここで実験動物としての犬に対するEUの方針の一部を紹介しよう。</p>

<p>・犬は可能な限り自由に運動出来る機会を与えられなければならない。<br />
・犬は最高でも連続4時間までならば単独で収容しても良い。<br />
・檻内面積は最低でも犬に提供されなければならない飼育面積（下記参照）の50％を満たしていなければならない。<br />
・犬が実験方法によりやむなくペアまたはグループで飼育される場合、犬に提供される面積は飼育面積（下記参照）の半分であることは可能である（ただし実験方法は３Rを満たし検査を受けたもので、犬を引き離すのが科学的に実験に支障を来すと判断されたものに限る）。その際、犬がこのような狭い状況におかれても良いのは最高でも連続4時間までである。</p>

<p>＜体重20kg以下＞<br />
飼育面積*　　　　　　4㎡<br />
1頭増えるごとに　　2㎡<br />
檻の最低限の高さ　 2m<br /><br />＜体重20kg以上＞<br />
飼育面積*　　　　　　8㎡<br />
1頭増えるごとに　　4㎡<br />
檻の最低限の高さ　 2m<br /><br />
*<font style="font-size: 0.8em;" class="Apple-style-span">条件によりこの面積で2頭まで収容可</font></p>

<p>ちなみに体重20kg以下の犬とは、ビーグルを念頭に設定されている。体重20kg以上の犬とはいえ、セントバーナードやアイリッシュウルフハウンドなどの超大型犬種においては、上記飼育面積よりも当然広い面積を提供されなければならない。研究用ビーグル以外の犬種を扱う場合、その飼育環境の広さについては獣医師の指導を仰ぎ決められること。</p>

<p>また社会性を持った動物である犬を長期間にわたり単独で飼育することを条件とした実験方法は、いろいろある実験方法の中でも犬に最も辛い状況を与える実験方法のひとつであるとカテゴリー分けしている。</p>

<p>犬の個体識別と情報の管理に関することよりもなによりも、犬の置かれる環境に対する細かい条件付けをし、実験に供される犬の最低限のウェルフェアを確保しようというのがこの指令の目的だが、これでも動物保護団体関係者から見るとまだまだ足りない点が多いとの酷評だ。</p>

<p>EUの話だから日本ではあまり関係ない？そんなことはない。例えば日本で消費される医薬品のうちどれだけがEUで開発されたものだろう？もしも現状を知らないならば、どうか想像力を駆使して、日常では目に見えない実験動物たちのこと、私たちの生活の裏で犠牲になっていく動物たちのことを、少しだけでも考えてみて欲しい。けっして関係ないわけはないのである。</p>

<p>ドイツはこの度の法改正のついでに、これまで動物保護の観点から問題になっていた馬の焼き印の禁止や、子豚の麻酔無し去勢の禁止、そして虐待繁殖禁止の強化をも盛り込むつもりだ。特に虐待繁殖に関しては、1972年より現行法にいたるまで禁止されているが、特定の例を挙げるなどして虐待繁殖についての定義を更に強化する方針だ。草案に対し、すでに獣医師会や動物保護団体などの意見も出され、あとは公示を待つだけとなっている。</p>

<p>これについては、また後日、別記事としてお話しするつもりだ。</p>


<p>【関連記事】<br />・<a href="http://www.dogactually.net/blog/2011/01/dog-actually-award-3--.html">dog actually award 受賞者インタビュー (3) - 『さよなら、じっけんしつ』ぴかりぃさん</a>　<br />・<a href="http://www.dogactually.net/blog/2010/08/1-6435.html">虐待繁殖について考える (1)</a>　</p>]]>
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